特許
J-GLOBAL ID:200903002547849904
定着装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
吉田 勝広 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-196957
公開番号(公開出願番号):特開平10-026896
出願日: 1996年07月09日
公開日(公表日): 1998年01月27日
要約:
【要約】【課題】 未定着トナー中から供給されるワックスが圧着部材表面ではじかれることなく離型剤として有効に機能し、直接、トナーの樹脂が圧着部材表面に触ることが防止される為、オフセットや、圧着部材への被記録材の巻きつきが生じることのない良好な定着が可能な定着装置の提供。【解決手段】 特定の分子量を有するワックスが含有されているトナー像を、加熱定着部材によって加熱及び/又は加圧して被記録材上に定着する定着装置において、該加熱定着部材の最外表面に設ける離型層が、フッ素ゴムと、テトラフルオロエチレン-パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体との混合物によって形成され、且つ離型層の水に対する接触角が80°〜103°の範囲内に調整されていることを特徴とする定着装置。
請求項(抜粋):
被記録材上に担持されているトナーによって形成されたトナー像を、加熱定着部材の最外表面の離型層に当接させて加熱及び/又は加圧して溶融させた後、上記離型層と上記被記録材とを分離させて、被記録材上にトナー像を定着させる定着装置において、該トナー像を形成しているトナーが、少なくとも、結着樹脂、着色剤及びワックスを含有し、該ワックスの重量平均分子量(Mw)が400以上4,000以下であって、且つ数平均分子量(Mn)が200以上4,000以下であり、且つ、上記加熱定着部材の最外表面に設けられている離型層が、フッ素ゴムと、テトラフルオロエチレン-パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体との混合物とによって形成され、且つ該離型層の水に対する接触角が80°〜103°の範囲内に調整されていることを特徴とする定着装置。
IPC (4件):
G03G 15/20 103
, B32B 27/30
, G03G 9/087
, G03G 9/08
FI (4件):
G03G 15/20 103
, B32B 27/30 D
, G03G 9/08 321
, G03G 9/08 365
前のページに戻る