特許
J-GLOBAL ID:200903002550484518

自家用発電設備の運転制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 猪股 祥晃
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-227638
公開番号(公開出願番号):特開平5-068342
出願日: 1991年09月09日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】本発明は、負荷変動の特性に合せた最適な発電機運転台数の運転を行うことのできる自家用発電設備の運転制御装置を提供することにある。【構成】本発明の自家用発電設備の運転制御装置は、負荷変動の特性に合せた最適な発電機運転台数の運転を行うために、始動電力設定値と負荷電力の偏差、停止電力設定値と負荷電力の偏差、負荷電力の変化の傾き、現在時刻を推論器に入力し、推論器内に収められている所定の推論ルールに従って推論し、始動停止確認時限を決定するように構成しているので、その時々の負荷変化の状態を把握し、始動停止確認時限を最適値に変化させるため、確認のため無駄に発電機を運転または停止することがなくなり、運転制御装置による自動運転のみによって、常に最適な運転台数で自家用発電機を運転することができるので、エネルギー効率を向上させることができる。また、確認時限が必要と判断される状況では、確認時限を長くするため不要な始動停止を防ぐこともでき、機器の寿命にも悪影響を与えない。
請求項(抜粋):
商用電力系統と自家用発電機または複数の自家用発電機により並列して負荷に給電する自家用発電設備の運転制御装置において、負荷の電力を検出する負荷電力演算装置と、負荷電力の変化の傾きを検出する負荷電力変化検出器と、所定の自家用発電機を始動する負荷電力を設定する始動電力設定器と、自家用発電機を停止する負荷電力を設定する停止電力設定器と、前記始動電力設定器の設定電力と負荷電力の偏差をとる始動電力偏差演算器と、前記停止電力設定器の設定電力と負荷電力の偏差をとる停止電力偏差演算器と、現在時刻を検出する時刻検出器と、負荷電力が前記始動電力設定器で設定された設定値を超える状態が,または負荷電力が停止電力設定器で設定された設定値を下回る状態が継続的なものであることを確認する始動確認時限,停止確認時限を演算する始動停止確認時限推論器と、自家用発電機の運転停止を制御する運転停止制御器とを備え、前記始動停止確認時限推論器において、現在時刻と負荷電力変化の傾きと始動電力偏差演算器の出力と停止電力偏差演算器の出力を入力し,当該自家用発電設備に固有の所定の推論ルールからその時々の負荷電力の変化の状態を推論し、始動確認時限,停止確認時限を演算して、その始動確認時限,停止確認時限により自家用発電機の運転停止を制御するように構成したことを特徴とした自家用発電設備の運転制御装置。
IPC (2件):
H02J 3/38 ,  H02J 3/00

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