特許
J-GLOBAL ID:200903002556717867

杭打ち工事品質検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 義久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-359100
公開番号(公開出願番号):特開平5-179646
出願日: 1991年12月30日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 既製杭自体の検査とともに、既製杭の基端部と一体的に固着される根固め部が十分に築造されているか否かを定量的に検査できるようにすることを目的とする。【構成】 既製杭54の頭部を打撃体2で打撃し、その打撃による杭体からの振動が既製杭54の頭部の振動検出器1で検出され、振動検出器1からは打撃インパルスによる振動に対応した電気信号が出力され、その電気信号をチャ-ジアンプ3に記憶させA/D変換器4を介してパ-ソナルコンピュ-タ5に伝送し、振動時間波形6を表示させると、その波形6から、打撃インパルスのピ-クから既製杭54の反射及び基底部の反射それぞれのピ-クが検出されるまでの時間を計測することができるため、既製杭54自体と、既製杭54の基端部と一体化されている根固め液52の長さを測定することができるようになり、杭打ち工事の品質を定量的に検査することができる。
請求項(抜粋):
所定の深さに掘削された穴に根固め液を注入したあと、杭回転用オ-ガにより既製杭を回転没設させることにより既製杭の基端部を前記根固め液中に没入させたあと所要日数経過させ、前記既製杭の基端部と前記根固め液とを固着させる杭打ち工事において、前記既製杭の頭部もしくは側面部を打撃体で打撃したときの打撃インパルスによる杭体からの振動を、その既製杭に取り付けられた振動検出器で検出させ、その振動検出器からの検出信号に基づいて前記振動を波形で表示させ、その波形を解析して前記打撃インパルスのピ-クから杭先端の反射及び基底部の反射それぞれのピ-クが検出されるまでの時間を計測することによって前記既製杭の基端部と前記根固め液とが確実に固着され、所要の支持力が得られているか否かを検査することを特徴とする杭打ち工事品質検査方法。
IPC (3件):
E02D 13/06 ,  E02D 1/00 ,  G01N 3/30

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