特許
J-GLOBAL ID:200903002565768318

変調方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 若林 忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-232997
公開番号(公開出願番号):特開平10-079765
出願日: 1996年09月03日
公開日(公表日): 1998年03月24日
要約:
【要約】【課題】 消費電力が増大するとともに、回路が大型化してしまい、回路実現上の制約が厳しくなってしまう。【解決手段】 差動変換器1において、入力される送信データの0または1の符号に対して、出力される信号の位相が-π/2または+π/2だけ変化するように、I軸及びQ軸に0または1の信号が生成され、出力される。差動変換器1から出力された信号は、I軸、Q軸共に独立し同じ周波数特性を持つガウシアンLPF2a,2bをそれぞれ通過し、さらに直交変調が施される。その後、変調された信号が振幅リミッタ7にて定振幅化されると、GMSKとほぼ同一のスペクトラム特性が得られる。
請求項(抜粋):
外部から入力される送信データに基づいてI軸データ及びQ軸データを生成し、生成された前記I軸データ及びQ軸データを直交変調することにより変調動作が行われる変調方式であって、前記送信データが入力され、入力された送信データに基づいて前記I軸データ及び前記Q軸データを生成し、出力する差動変換器と、該差動変換器から出力されたI軸データの帯域制限を行う第1のフィルタと、前記差動変換器から出力されたQ軸データの帯域制限を行う第2のフィルタと、所定の周波数を有する信号を発振する発振器と、該発振器から出力された周波数信号の位相を90°ずらして出力する直交変調器と、前記第1のフィルタを通過した信号と前記直交変調器から出力された信号とを乗算する第1の乗算器と、前記第2のフィルタを通過した信号と前記直交変調器から出力された信号とを乗算する第2の乗算器と、前記第1の乗算器から出力された信号と前記第2の乗算器から出力された信号とを加算する加算器と、該加算器から出力された信号を定振化する振幅リミッタとを有することを特徴とする変調方式。

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