特許
J-GLOBAL ID:200903002565849717
木質パネルの緊結固定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
野間 忠夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-207031
公開番号(公開出願番号):特開平7-042232
出願日: 1993年07月30日
公開日(公表日): 1995年02月10日
要約:
【要約】【目的】 木質パネル構造物において階下壁パネル上又は布基礎上の土台材上に壁パネルと床パネルとを簡便に且つ確実に緊結固定する。【構成】 階下壁パネル3の上枠3aの裏側に固定されているナット3cに長ボルト7の下端を螺着し、縦枠に沿った両側に天板4hが固定されていない床パネル4の一方の横枠4cに固定されており長ボルト7に対応する位置を切除されたスペーサ部材4jに当接するように床外周材5を階下壁パネル3上に載置し、床外周材5側より床パネル4に釘を打ち込み、各床パネル4の四周枠同士をボルト・ナットで緊結固定し、天板4hの上面と同一面を成す横枠4c上の壁下ライナー材4dと床外周材5とに固定した剪断プレート8で上部を位置固定した長ボルト7に螺着させた長ナット9が下枠6aの貫通穴6b内に位置するように載置した壁パネル6の作業孔6dから挿入したボルト10を長ナット9に螺着する。
請求項(抜粋):
布基礎(1)上に載置された土台材(2)の上下方向に貫通して穿設されているボルト穴(2a)内に位置するアンカーナット(1c)又は階下壁パネル(3)の上枠(3a)の所定位置に穿設されたボルト穴(3b)の裏側に固定されているナット(3c)に長ボルト(7)の下端を螺着させ、該長ボルト(7)の太さよりも厚い所定厚さであって一方の横枠(4c)の外周側に固定されているライナー部材(4j)が該長ボルト(7)に対応する位置を切除されていて両側の縦枠(4b)とそれぞれ平行な縦繋ぎ材(4f)の幅方向の中央部間の上面に天板(4h)が予め固定されている床パネル(4)の該横枠(4c)の下方に固定されている底板(4a)の端部を前記土台材(2)上又は階下壁パネル(3)の上枠(3a)上の内側に載置すると共にその外側に床外周材(5)を該ライナー部材(4j)に当接するように載置し、外側より該床外周材(5)及び該ライナー部材(4j)を貫通させて前記横枠(4c)に釘を打ち込んで床外周材(5)と床パネル(4)とを固定した後、各床パネル(4)の縦枠(4b)にそれぞれ穿設されているボルト穴を貫通させたボルトにナットをまた各床パネル(4)の横枠(4c)及びこの横枠(4c)に固定されているライナー部材(4j)にそれぞれ穿設されているボルト穴を貫通させたボルトにナットを螺着させて隣接する床パネル(4)同士を緊結固定し、次いで貫通穴(8a)に前記長ボルト(7)を貫通させた金属板から成る剪断プレート(8)を床パネル(4)の横枠(4c)の上部に固定されておりその上面が床パネル(4)の天板(4h)の上面と同一面を成す壁下ライナー材(4d)と床外周材(5)との上部に載置して釘打ちにより固定した後、この剪断プレート(8)の上方に突出している前記長ボルト(7)に長ナット(9)を螺着させ、壁パネル(6)をその下枠(6a)に貫通穿設されている貫通穴(6b)内に該長ナット(9)が位置するように床パネル(4)と床外周材(5)との上部に載置し、該壁パネル(6)の建築物の内壁面を構成する壁面板(6c)の下部であって前記貫通穴(6b)が穿設されている部分近傍に穿設されている作業孔(6d)から座金(11)付きボルト(10)を挿入して該ボルト(10)を座金(11)を介して前記長ナット(9)に螺着して壁パネル(6)の下枠(6a)を床パネル(4)と床外周材(5)とに緊結固定することを特徴とする木質パネルの緊結固定方法。
IPC (4件):
E04B 1/10
, E02D 27/00
, E04B 1/61
, E04B 1/38
FI (2件):
E04B 1/60 505 C
, E04B 1/60 511 Z
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