特許
J-GLOBAL ID:200903002568106162

長作動距離対物レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 韮澤 弘 (外7名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-330371
公開番号(公開出願番号):特開平6-175034
出願日: 1992年12月10日
公開日(公表日): 1994年06月24日
要約:
【要約】【目的】 長作動距離を有し、可視域での観察・検査、近赤外線領域における検査・測定にも対応できるように可視域及び近赤外域での色収差の補正を行った全長の短い顕微鏡対物レンズ。【構成】 物体側から、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズ、及び、正レンズ、負レンズ、正レンズからなる屈折力の弱い3枚接合レンズを含み、物体からの光束を収斂光束に変換する正屈折力の第1群G1と、物体側に凸面を向けた少なくとも2つの接合レンズを有する負屈折力の第2群G2と、負レンズ、正レンズ、負レンズの3枚接合レンズからなる負屈折力の第3群G3とから構成され、第1群の焦点距離、第1群の第1レンズの焦点距離、各3枚接合レンズの正レンズと負レンズのアッベ数に関する条件を有する長作動距離対物レンズ。
請求項(抜粋):
物体側から順に、最物体側に配置され、物体側に凹面を向けた正メニスカスレンズ、及び、正レンズ、負レンズ、正レンズからなる屈折力の弱い3枚接合レンズを含み、物体からの光束を収斂光束に変換する正屈折力の第1レンズ群と、物体側に凸面を向けた少なくとも2つの接合レンズを有する負屈折力の第2レンズ群と、負レンズ、正レンズ、負レンズの3枚接合レンズからなる負屈折力の第3レンズ群とから構成され、以下の条件を満足することを特徴とする長作動距離対物レンズ:(1) 2<|f<SB>1 </SB>/f<SB>23</SB>|<5(2) f>7F(3) ν<SB>1P-1</SB>-ν<SB>1N</SB>>30 ,ν<SB>1P-2</SB>-ν<SB>1N</SB>>30(4) ν<SB>3N-1</SB>>ν<SB>3P</SB> ,ν<SB>3N-2</SB>>ν<SB>3P</SB>ただし、Fは全系の焦点距離、f<SB>1 </SB>は前記第1レンズ群の焦点距離、f<SB>23</SB>は前記第2レンズ群と第3レンズ群の合成焦点距離、fは前記第1レンズ群中の最も物体側のレンズの焦点距離、ν<SB>1P-1</SB>、ν<SB>1P-2</SB>はそれぞれ前記第1レンズ群中の3枚接合レンズの物体側の正レンズ、像側の正レンズのアッベ数、ν<SB>1N</SB>は該3枚接合レンズの負レンズのアッベ数、ν<SB>3N-1</SB>、ν<SB>3N-2</SB>はそれぞれ前記第3レンズ群中の物体側の負レンズ、像側の負レンズのアッベ数、ν<SB>3P</SB>は前記第3レンズ群中の正レンズのアッベ数であり、また、前記各焦点距離は全て基準波長であるe線(波長546.07nm)における値である。

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