特許
J-GLOBAL ID:200903002595087935

波長可変半導体レーザ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-027710
公開番号(公開出願番号):特開平8-204271
出願日: 1995年01月25日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】発振波長が外部の温度変化に対して安定で、かつレーザ部と波長制御部を同じ材料系で構成し集積化に適した構造で、より単純な構造を有する波長可変半導体レーザ装置を提供する。【構成】波長可変半導体レーザの出力の一部を、所望の発振波長を通過帯域内に含む光バンドパスフィルタに入射し、フィルタからの出力光を受光素子で検出し、その出力信号によって波長可変半導体レーザの発振波長を制御して発振波長を安定化する波長可変半導体レーザ装置において、発振波長の基準器である光バンドパスフィルタとして同方向性結合器型フィルタを用い、このフィルタ特性の中心波長に波長可変半導体レーザの発振波長を固定するように制御回路から制御信号をレーザに帰還するように構成されている。
請求項(抜粋):
波長可変半導体レーザと、該波長可変半導体レーザの出力光の一部を導波する光導波路と、該光導波路の出力光が入射する該波長可変半導体レーザの所望の発振波長を通過帯域内に含む光バンドパスフィルタと、該光バンドパスフィルタからの出力光を検出するための受光素子と、該受光素子からの出力信号によって該波長可変半導体レーザの発振波長を制御する制御回路とにより構成される波長可変半導体レーザ装置において、該光バンドパスフィルタが、該光バンドパスフィルタへの入力光を導波する第1導波路と、該第1導波路と平行に近接して配置された第2導波路と、該第1導波路と該第2導波路に近接して平行に分布し回折格子の格子ベクトルの絶対値が該第1導波路の伝搬定数と該第2導波路の伝搬定数の差の絶対値に等しくなる波長を該波長可変半導体レーザの所望の発振波長と等しくなるようにした回折格子で構成される同方向性結合器型フィルタとにより構成されていることを特徴とする波長可変半導体レーザ装置。

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