特許
J-GLOBAL ID:200903002596326313

動き検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231295
公開番号(公開出願番号):特開平9-081752
出願日: 1995年09月08日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 周辺の明るさが変化するような状況下においても、移動体の動きや放置物等の検出を正確に行うことが可能な動き検出装置を提供することを目的としている。【解決手段】 参照すべき背景画像を更新することにより、変化する背景に対応して移動体の検出を行う。また、第n番目に当たるサンプリング画像データとその背景画像データとの差分量データを、第n-1番目に当たる同差分量データで以て除算した商の値によって、移動体がその後静止したか否かを判定し、該移動体の動きを検出する。
請求項(抜粋):
サンプリングされた第1の画像データと、移動体を検出するために参照される背景画像として記憶された1フレーム前の第2の画像データとの差分量を計算する差分量計算手段と、前記第1の画像データに対して定数1-a(0≦a≦1)を乗算する第1の乗算手段と、前記第2の画像データに対して、定数a(0≦a≦1)を乗算する第2の乗算手段と、前記第1の乗算手段によって求められた第1の積と、前記第2の乗算手段によって求められた第2の積とを加算し、その加算値を以て前記第2の画像データを更新する画像データ更新手段と、前記差分量計算手段によって計算された第1の差分量データを、対応する画素毎に、記憶されたその1フレーム前の第2の差分量データで以て除算する除算手段と、前記除算手段による除算において除数とすべき前記第2の差分量データが0或いは0に近似される値である場合に、除算を行うことなく除算結果を0に設定する0値設定手段と、前記差分量計算手段によって計算された第1の差分量データを、前記除算手段による除算の間保持する差分量データ保持手段と、前記除算手段による除算結果を前記定数a(0≦a≦1)と比較判定し、その判定結果が該定数aと一致するか或いは該定数aに近似される値である場合には第1の符号に変換し、その判定結果がそれ以外の値であって、且つ0でない場合には第2の符号に変換し、前記0値設定手段によって除算結果として0が設定された場合には第3の符号に変換する符号化手段と、前記符号化手段によって得られた符号化データを元に、物体の移動状況をモニタ表示するモニタ表示手段と、を備えていることを特徴とする動き検出装置。
IPC (3件):
G06T 7/20 ,  H04N 7/32 ,  H04N 7/18
FI (4件):
G06F 15/70 410 ,  H04N 7/18 K ,  H04N 7/18 D ,  H04N 7/137 Z

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