特許
J-GLOBAL ID:200903002597942204

直接スペクトラム拡散多重通信方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 草野 卓 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-285035
公開番号(公開出願番号):特開平8-149105
出願日: 1994年11月18日
公開日(公表日): 1996年06月07日
要約:
【要約】【目的】 相関ピーク値の劣化しない多重スペクトラム拡散通信を実現する。【構成】 この発明では基準スペクトラム拡散符号(SS0)としてチップ数Nがm×k(mは多重数で例えばm=3,kは2以上の整数で例えばk=4)とされ、自己相関が、同期T=NTp(Tpはチップ長)ごとに+1をとり、各周期内においてk×Tpごとに0をとる符号、例えば“111001101000”が用いられる。多相SS符号発生部16より第i(i=1〜m)チャンネル用のSS符号(SSi)として、SS0を(i-1)kTp時間遅らせた第i相符号が乗算部に供給され、入力データ(±1)と乗算したSSデータ{fn },{gn },{hn }が得られる。これらは加算されて、0,1,2,3の4値の多重SSデータ{xn }とされ、例えば4相位相変調信号に変換される。受信機で復調された{xn }はSS0との相互相関値R(τ)を得、そのピーク値(±1)が検出され、その検出出力y(τ)がデマルチプレクサ23で各チャンネルに分配される。
請求項(抜粋):
基準スペクトラム拡散符号(SS0と言う)として、チップ数Nがm×k(mは多重数、kは2以上の整数)とされ、かつ自己相関関数が、周期T=N×Tp(TPはチップ長)ごとに最大値(+1)をとり、各周期内において時間間隔k×Tpごとに0をとる符号を選定し、送信側の多重化すべき第i(i=1,2...,m)チャンネル用のスペクトラム拡散符号(SSiと言う)として、前記SS0を(i-1)kTp時間遅らせた第i相符号を用い、前記各チャンネルの入力2値データ(±1)と前記SSi(i=1〜m)との乗算値を加算したデータを多重スペクトラム拡散データ({xn })とし、受信側で、受信復調した多重スペクトラム拡散データ({xn })と前記SS0との相関値(R(τ))を求め、そのピーク値(≒±1)を検出して、この検出した2値データを各チャンネルに分配することを特徴とする、直接スペクトラム拡散多重通信方法。
引用特許:
審査官引用 (5件)
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