特許
J-GLOBAL ID:200903002600194230

トルクコンバータのロックアップ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小野 由己男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-116507
公開番号(公開出願番号):特開2000-310312
出願日: 1999年04月23日
公開日(公表日): 2000年11月07日
要約:
【要約】【課題】 ロックアップ装置のダンパー機構における、2枚のドライブプレートによる不具合を減らす。【解決手段】 ロックアップ装置4は、フロントカバー2とタービン11との間の空間内に配置され、油圧変化によって両者を機械的に連結・連結解除するためのものである。ロックアップ装置4は、第1ピストン43とドリブンプレート53と複数のトーションスプリング52とを備えている。第1ピストン43は、円板形状の部材であり、フロントカバー2とともにクラッチ連結部40を形成する第1摩擦連結部49と、円周方向に並んだ複数のばね支持部60とを有する。ドリブンプレート53はタービン11に相対回転不能に係合する。複数のトーションスプリング52は、ばね支持部60に支持され、第1ピストン43とドリブンプレート53とを回転方向に弾性的に連結する。
請求項(抜粋):
フロントカバーと、前記フロントカバーとともに流体室を構成するインペラーと、前記流体室内で前記インペラーに対向して配置され前記フロントカバーとの間に空間を確保するタービンとを含むトルクコンバータに用いられる、前記空間内に配置され前記空間の圧変化によって前記フロントカバーと前記タービンを機械的に連結・連結解除するためのロックアップ装置であって、前記空間内に配置された円板形状の部材であり、前記フロントカバーとともにクラッチ連結部(40)を形成する摩擦連結部(49)と、円周方向に並んだ複数のばね支持部(60,102)とを有する入力部材(43)と、前記タービンに相対回転不能に係合する出力部材(53)と、前記ばね支持部に支持され、前記入力部材と前記出力部材とを回転方向に弾性的に連結する複数のばね(52)と、を備えたトルクコンバータのロックアップ装置(4)。

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