特許
J-GLOBAL ID:200903002602250928

エスカレータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 恒光 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-239491
公開番号(公開出願番号):特開平11-079640
出願日: 1997年09月04日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 踏段の移動速度を、乗降部では低速化し、中間部では高速化することができ、輸送効率の向上を図り得るエスカレータを提供する。【解決手段】 水平方向に延びる上、下階側乗降部とその前後の水平部所要範囲に亘り各踏段6を移動速度を変更させながら牽引する可変速牽引装置19,21を設け、各乗降部より進行方向後方の所要範囲を、ベース踏段6aと張出踏段6bとが徐々に深く重合して縮められることにより移動速度が徐々に遅くなる減速部とし、各乗降部より進行方向前方の所要範囲を、ベース踏段6aと張出踏段6bとが徐々に離反して伸ばされることにより移動速度が徐々に速くなる加速部とし、加速部から次の減速部までの区間を、ベース踏段6aと張出踏段6bとが離反して伸ばされたまま進行方向前方の踏段6に掛止されて牽引されることにより高速で移動する高速部とする。
請求項(抜粋):
上階側反転部のスプロケットと下階側反転部のスプロケットに掛け回された無端状の踏段チェーンに多数の踏段を配設し、且つ各踏段をその進行方向に伸縮自在となるようベース踏段と張出踏段とに分割形成し、ベース踏段に第一車輪と第二車輪を、張出踏段に第三車輪を、それぞれ配設し、第一車輪、第二車輪、第三車輪をそれぞれ案内するガイドレールを配設し、水平方向に延びる上階側乗降部とその前後の水平部所要範囲に亘り各踏段を移動速度を変更させながら牽引する可変速牽引装置を設けると共に、水平方向に延びる下階側乗降部とその前後の水平部所要範囲に亘り各踏段を移動速度を変更させながら牽引する可変速牽引装置を設け、前記各乗降部より進行方向後方の所要範囲を、各踏段のベース踏段と張出踏段とが徐々に深く重合して縮められることにより移動速度が徐々に遅くなるようにした減速部とし、前記各乗降部より進行方向前方の所要範囲を、各踏段のベース踏段と張出踏段とが徐々に離反して伸ばされることにより移動速度が徐々に速くなるようにした加速部とし、該加速部から次の減速部までの区間を、各踏段のベース踏段と張出踏段とが離反して伸ばされたまま進行方向前方の踏段に掛止されて牽引されることにより高速で移動するようにした高速部として構成したことを特徴とするエスカレータ。
IPC (2件):
B66B 25/00 ,  B66B 21/02
FI (2件):
B66B 25/00 A ,  B66B 21/02 A

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