特許
J-GLOBAL ID:200903002617641958

電子レンジ用仕上がり検知センサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐山 正司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-162442
公開番号(公開出願番号):特開平9-325126
出願日: 1996年06月04日
公開日(公表日): 1997年12月16日
要約:
【要約】【課題】電子レンジによる食品の加熱仕上がりを検出するセンサにおける、ダイナミックゼロバランスとスタティックゼロバランスの差を少なくする。【解決手段】上面が平坦な躯体中に二つの凹部1B,1Cを対称に形成し、一方の凹部1Bに上面に対して貫通した開口部1Dを設けた均熱ケース1Aに対して、カバー1Jを、それぞれの鍔部を接合して一体化するとともに、自己加熱型の二つの感温素子1E,1Fを、基板1Pを貫通して設けた二つの端子1Qの先端間に接続して支持し、一方の感温素子1Eを開口部を有する凹部1Bに基板を介して封止して感湿素子を形成し、他方の感温素子1Fを他方の凹部1Cに基板を介して封止して温度補償素子を形成することによって絶対湿度センサを構成し、この絶対湿度センサを電子レンジの排気ダクト壁に、開口部1Dが排気ダクト内に開口するように設置して、排気ダクト内の雰囲気の絶対湿度を検出する。
請求項(抜粋):
電波シールド性および熱伝導性が良好な金属または樹脂材料から形成された、下端に鍔部を有し上面が平坦な躯体中に、該鍔部側から、独立した二つの凹部を中心軸に対称に形成するとともに、一方の凹部に前記上面に対して貫通した開口部を設けてなる均熱ケースに対して、電波シールド性が良好な金属または樹脂材料から形成された、上端に鍔部を有する凹型の皿状体からなるカバーを、前記均熱ケースに対して、それぞれの鍔部を接合することによって一体化するとともに、特性の揃った自己加熱型の二つの感温素子を、それぞれ基板を貫通して絶縁状態で設けられた二つの端子の先端間に接続して支持し、一方の感温素子を前記均熱ケースの開口部を有する凹部に対して前記基板を介して封止して感湿素子を形成し、他方の感温素子を前記均熱ケースの他方の凹部に対して前記基板を介して封止して温度補償素子を形成することによって絶対湿度センサを構成し、該絶対湿度センサを電子レンジの排気ダクト壁に、前記開口部が排気ダクト内に開口するように設置して、前記両感温素子を含むブリッジ回路の不平衡電圧によって前記排気ダクト内の雰囲気の絶対湿度を検出することによって、電子レンジの加熱室内に置かれた食品の加熱仕上がりを検知することを特徴とする電子レンジ用仕上がり検知センサ。
IPC (4件):
G01N 27/18 ,  G01D 21/00 ,  G01N 27/04 ,  H05B 6/68 320
FI (4件):
G01N 27/18 ,  G01D 21/00 G ,  G01N 27/04 A ,  H05B 6/68 320 M

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