特許
J-GLOBAL ID:200903002620886074

セルロースパルプの化学処理の反応器装置とその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-156170
公開番号(公開出願番号):特開平6-166979
出願日: 1993年06月02日
公開日(公表日): 1994年06月14日
要約:
【要約】【目的】 反応器内でのパルプの滞留時間のむらを作る先行技術のピストン流れを改良し、不均一な脱リグニンと不均質な製品品質を防ぎ、且つ資本経費と運転費の低減。【構成】 独特の円錐分配器を用いる垂直反応器を通して上方方向にパルプを分配し、又詰まりを除去する独特の希釈法を用いて排出するセルロースパルプの処理反応器装置で、生木材パルプの脱リグニンもしくは故紙材料からつくるパルプの脱色に有用である。
請求項(抜粋):
1基以上の反応器からなるセルロースパルプの化学処理の反応器装置であって、各反応器が:(a) 下端と上端を備える垂直円筒状容器と;(b) 截頭円錐底室であって、その底を前記容器の下端と、未処理セルロースパルプと処理薬品の混合物を前記底室に軸方向に導入する配管手段に接合する底室と;(c) ディストリビュータであって、前記截頭円錐底室内に同軸に取付けられた円錐からなり、前記円錐の頂点を下方方向に配向させ、又前記底室と連結して前記ディストリビュータが前記混合物の流れを前記円筒状容器を通して一定の速度で進めるディストリビュータと;(d) 前記上端に接続され、セルロースパルプを前記反応器装置から抜取る手段を備える頭部と:を備える反応器装置。
IPC (3件):
D21C 9/10 ,  D21C 9/147 ,  D21C 9/153

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