特許
J-GLOBAL ID:200903002626743585

核スピン共鳴装置におけるシムコイル及び傾斜磁場コイルを流れる電流の調整方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-094199
公開番号(公開出願番号):特開平7-194571
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1995年08月01日
要約:
【要約】【目的】 できるだけ高い均質性(均一性)が短時間に達成されるように当該磁場のシミング方法を実現することが本発明の目的である。【構成】 先ず(傾斜)磁場不均一性を求めるため勾配エコーシーケンス又はスピンエコーシーケンス動作が非中心位置の180°高周波パルスを以て実施される。そのようにして得られた核スピン共鳴信号(S)をフーリェ変換し、それにより、所定の方向の核スピンの位相カーブを求める。上記ステップを両極性の傾斜磁場パルス(GRO)の種々異なる方向を以て多重に(複数回)繰返す。当該の得られた位相カーブをFit方法で解析し、上記のFit方法で得られた、i(番目の)次(数)の多項式から、当該の磁場分布を表わすi次の球面調和関数の係数を求め当該オフセット電流を求める。
請求項(抜粋):
核スピン共鳴装置の検査空間における磁場のシミング(磁場調整)方法であって、当該磁場(BZ)は数学的に球面調和関数の形で表わされ、ここにおいてシムコイル(4〜9)が用いられ該コイルは当該の球面調和関数の所定係数に相応する磁場分布を実質的に検査空間中に生じさせるものであるようにした方法において、下記のステップを有する即ち、a) 所定方向の高周波パルス(RF)と両極性傾斜磁場パルス(GRO)から成る勾配エコーシーケンスを適用し、その際生じる核スピン共鳴信号(S)を検出し、b) そのようにして得られた核スピン共鳴信号(S)をフーリエ変換し、それにより、所定の方向の核スピンの位相カーブを求め、c) 上記ステップa)とb)を両極性の傾斜磁場パルス(GRO)の種々異なる方向を以て多重に(複数回)繰返し、d) 当該の得られた位相カーブをFit方法で解析し、e) 上記のFit方法で得られた、i(番目の)次(数)の多項式から、当該の磁場分布を表わすi次の球面調和関数の係数を求め、以て、所属のシムコイルに供給さるべき電流を求めるようにしたことを特徴とする核スピン共鳴装置におけるシムコイル及び傾斜磁場コイルを流れる電流の調整方法。
IPC (3件):
A61B 5/055 ,  G01R 33/3875 ,  G01R 33/20
FI (4件):
A61B 5/05 332 ,  A61B 5/05 342 ,  G01N 24/06 520 K ,  G01R 33/22
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭62-189056
  • 特開平2-041137
  • 特開平3-182231
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