特許
J-GLOBAL ID:200903002630603682

吸収性物品の表面材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 羽鳥 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-039036
公開番号(公開出願番号):特開平5-228173
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年09月07日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 液透過性一旦吸収された液が肌側に戻るおそれのない液戻り防止性、触覚的に優れた装着性、吸収された液の色が表面にあらわれないように隠す遮蔽性を有する吸収性物品の表面材及びその製造方法の提供。【構成】 表面材1は、液不透過性材料からなり且つ無数の孔部を有する。表面材1は、夫々凸状曲面からなり、連続した平面を形成していない無数の頂部3と、夫々凹状曲面からなる無数の底部4と、これらを夫々連結する曲面の状壁部5とを具備する。各孔部は、夫々連結された頂部3、壁部5及び底部4により形成され且つ夫々頂部間3に空間を有する構造である。各頂部3は丸みのある凸形状で且つ繊維密度が低い通気性を有する不織布状構造に、各壁部5及び底部4は繊維密度が高く通気性が殆どないフィルム状構造に各々形成される。底部4、壁部5には、夫々頂部3間の空間と連通する液透過用開孔6が形成される。
請求項(抜粋):
吸収体を備えた吸収性物品の該吸収体の表面を覆う、液不透過性材料からなり且つ無数の孔部を有する表面材において、上記表面材は、それぞれ凸状曲面からなり、連続した平面を形成していない無数の頂部と、それぞれ凹状曲面からなる無数の底部と、上記頂部及び上記底部をそれぞれ連結する曲面状壁部とを具備し、上記各孔部は、それぞれ連結された上記頂部、上記壁部及び上記底部により形成され且つそれぞれ上記頂部間に空間を有する構造であり、上記各頂部は丸みのある凸形状で且つ繊維密度が低い通気性を有する不織布状構造に形成されており、各壁部及び底部は繊維密度が高く液透過性が殆どないフィルム状構造に形成されており、上記各孔部における上記底部及び/または上記壁部には、それぞれ上記頂部間の空間と連通する液透過用開孔が形成されていることを特徴とする吸収性物品の表面材。

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