特許
J-GLOBAL ID:200903002633909502

可動式防波堤及び可動式防波堤の作動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉浦 文紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-176968
公開番号(公開出願番号):特開2006-348611
出願日: 2005年06月16日
公開日(公表日): 2006年12月28日
要約:
【課題】凪等の平穏時の海底に埋伏させた状態から荒天時や津波警報発令時等の異常時の海上に突出させた状態への上昇時、及び異常時の海上へ突出させた状態から平穏時の海底に埋伏させた状態への下降時の堤体の昇降速度を調整可能とし、かつ維持管理の容易な可動式防波堤を提供する。【解決手段】港の内外を仕切る可動式防波堤1の海底地盤E内に外部鋼管4が直線上に埋設される。各外部鋼管4の上部側は基礎コンクリート2の表面側に開口され、各外部鋼管4内に内部鋼管6が昇降可能に挿通される。各内部鋼管6の底面は開口されているとともに、頂部は閉塞され、鋼管内部に中空部が形成される。外部鋼管4の内周上端部には、内部鋼管6の外周と外部鋼管4の内周との間に形成される隙間の開口率を調整して内部鋼管6の昇降速度を調整する開口率調整材7が脱着可能に設けられる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
港の内外を仕切る位置の海底面に設けた基礎コンクリートを貫通して海底地盤内に鉛直に挿通され、前記基礎コンクリートの表面に上面を開口させて直線配列された複数の外部鋼管と、各外部鋼管に昇降可能に挿通され、かつ下面が開口して上部が閉塞された内部鋼管と、前記各外部鋼管の底部に接続された給気用管と、該給気用管を通じて各内部鋼管に給気するための給気装置とを備え、前記内部鋼管内への給気により内部鋼管に浮力を生じさせて海面上に突出させることにより港内外を仕切る可動式防波堤において、 前記内部鋼管の外周と前記外部鋼管の内周との間に形成される隙間の開口率を調整するための開口率調整材を前記外部鋼管の内周に設けたことを特徴とする可動式防波堤。
IPC (1件):
E02B 3/06
FI (1件):
E02B3/06 301
Fターム (6件):
2D118AA11 ,  2D118BA05 ,  2D118CA02 ,  2D118DA03 ,  2D118FB21 ,  2D118JA11
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (3件)

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