特許
J-GLOBAL ID:200903002636573971

タイヤの設計方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 蔦田 璋子 ,  蔦田 正人 ,  中村 哲士 ,  富田 克幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-105729
公開番号(公開出願番号):特開2007-276636
出願日: 2006年04月06日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】同じ偏平比の複数のタイヤ形状設計において設計工数の低減を図る。【解決手段】設計対象サイズの中で、最小サイズと最大サイズの各タイヤについて最適化計算により設計変数の解を求めた後(S10〜16)、中間サイズのタイヤを選定するとともに、選定した中間サイズの大小両側で既に最適化計算を行った直近のサイズの設計変数の解を上限及び下限として、当該設計変数の制約範囲を定める(S18〜20)。そして、中間サイズのタイヤについて最適化計算により設計変数の解を求め(S22)、求めた設計変数の解とサイズとの関係を表す近似曲線を求め、該近似曲線が収束するまで最適化計算を繰り返し、収束したら最適化計算を終了して、最適化計算していない残りのタイヤについて該近似曲線に基づいて比例設計を行う(S28)。【選択図】図1
請求項(抜粋):
あるタイヤ性能に関して同等の性能を持つ複数のサイズのタイヤを設計する方法であって、 (a)設計対象とする複数のタイヤのサイズと、前記タイヤ性能に関する物理量を表す目的関数と、タイヤ構成に変更を与える設計変数を定めるステップと、 (b)最小サイズのタイヤについて、最適化計算により、目的関数の最適値を与える設計変数の解を求めるステップと、 (c)最大サイズのタイヤについて、最適化計算により、目的関数の最適値を与える設計変数の解を求めるステップと、 (d)中間サイズのタイヤを選定するステップと、 (e)選定した中間サイズの大小両側で既に最適化計算を行った直近のサイズの設計変数の解を上限及び下限として、当該設計変数の制約範囲を定めるステップと、 (f)前記中間サイズのタイヤについて、最適化計算により、前記制約範囲を考慮しながら目的関数の最適値を与える設計変数の解を求めるステップと、 (g)前記最適化計算により求めた設計変数の解とサイズとの関係を求め、該関係を直近の最適化計算の前後で対比することで該関係の収束性を判定し、収束していないと判定したときには前記ステップ(d)に戻り、収束したと判定したときには次のステップ(h)に進むステップと、 (h)設計対象タイヤのうち最適化計算していないタイヤについて、前記設計変数の解とサイズとの関係に基づいて比例設計を行うステップと、 を含むタイヤの設計方法。
IPC (2件):
B60C 19/00 ,  G06F 17/50
FI (3件):
B60C19/00 Z ,  G06F17/50 680Z ,  G06F17/50 612H
Fターム (2件):
5B046AA04 ,  5B046JA07
引用特許:
出願人引用 (3件)

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