特許
J-GLOBAL ID:200903002637561730

差動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西郷 義美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-354264
公開番号(公開出願番号):特開平9-184562
出願日: 1995年12月29日
公開日(公表日): 1997年07月15日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、デファレンシャルギヤの強度UP(トルク容量UP)を行う際に、デファレンシャルギヤが大型化する惧れがなく、相対的にデファレンシャルギヤを小型化することの可能な差動装置を実現することを目的としている。【構成】 このため、デファレンシャルギヤのデフケース内に設けたボール列ガイド内面に楕円形状の循環用溝部を設け、溝部内に複数個のボール部材を係合させて循環可能な循環ボール列を設け、デファレンシャルギヤのデフケース内に設けた対峙する第1、第2ボール列ホルダにボール部材係合用球面が複数個連続し且つ駆動車軸の軸方向に対して直交する環状の第1、第2環状溝を設け、第1、第2環状溝内に複数個のボール部材を係合させて循環不可能な第1、第2非循環ボール列を設け、循環ボール列の駆動車軸の軸方向に対して直交する対峙部位において循環ボール列に第1、第2非循環ボール列を噛合させる構成としている。
請求項(抜粋):
デファレンシャルギヤに複数個のボール部材からなる循環ボール列を設け、この循環ボール列によって内燃機関からの駆動力を駆動車軸に伝達させる差動装置において、前記デファレンシャルギヤのデフケース内にボール列ガイドを設け、このボール列ガイド内面に楕円形状の循環用溝部を設けるとともに溝部内に複数個のボール部材を係合させて循環可能な循環ボール列を設け、前記デファレンシャルギヤのデフケース内に対峙する第1、第2ボール列ホルダを設け、これら第1、第2ボール列ホルダにボール部材係合用球面が複数個連続し且つ前記駆動車軸の軸方向に対して直交する環状の第1、第2環状溝を設け、これら第1、第2環状溝内に複数個のボール部材を夫々係合させて循環不可能な第1、第2非循環ボール列を設け、前記循環ボール列の駆動車軸の軸方向に対して直交する対峙部位において循環ボール列に第1、第2非循環ボール列を夫々噛合させる構成としたことを特徴とする差動装置。

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