特許
J-GLOBAL ID:200903002646742992

リン酸型燃料電池発電システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 光春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-137809
公開番号(公開出願番号):特開平9-320626
出願日: 1996年05月31日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】 燃料電池本体の動作温度の安定化を図り、燃料電池への悪影響を低減して燃料電池の長寿命化に貢献する。【解決手段】 水冷式の電池本体1には冷却水を循環させる一次冷却水系2とが設けられている。電池冷却水系2には冷却水を冷却する熱交換器7と、この熱交換器7をバイパスするバイパスライン17と、熱交換器7およびバイパスライン17に流れる冷却水の流量を調整する開閉自在な調整弁9とが設置されている。また、電池本体1の入口側および出口側には入口温度計14および出口温度計4が配置され、調整弁9の制御手段25が接続されている。制御手段25は、入口温度計14およ出口温度計4の測定結果を監視し、このうちの偏差の大きい方の測定結果に基づいて前記調整弁9を制御するように構成されている。
請求項(抜粋):
電池本体に冷却水を循環させて電池本体から発生した熱を吸収する水冷式の燃料電池本体と、前記燃料電池本体に前記冷却水を循環させる電池冷却水系とが設けられたリン酸型燃料電池発電システムにおいて、前記電池冷却水系には、前記冷却水を冷却する熱交換器と、この熱交換器をバイパスするバイパスラインと、前記熱交換器および前記バイパスラインに流れる前記冷却水の流量を調整する開閉自在な調整弁とが設置され、前記燃料電池本体の入口側および出口側にはそれぞれ、前記冷却水の温度を測定する入口温度計および出口温度計が配置され、前記調整弁には弁開度を制御する制御手段が接続され、前記制御手段は、前記入口温度計および前記出口温度計の測定結果を監視し、このうちの偏差の大きい方の測定結果に基づいて前記調整弁を制御するように構成されたことを特徴とするリン酸型燃料電池発電システム。

前のページに戻る