特許
J-GLOBAL ID:200903002651471085

符号化通信システムおよびその伝送誤り低減方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 香取 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-170424
公開番号(公開出願番号):特開2001-345716
出願日: 2000年06月02日
公開日(公表日): 2001年12月14日
要約:
【要約】【課題】 伝送中に生じた信号の連続誤りをランダム化して、復号誤り率を改善する。【解決手段】 符号化回路100 は符号化率1/2 の畳込み符号にて入力信号を符号化する。符号化された信号系列C1(t),C2(t) は、それぞれインタリーバ102,104 にて異なる交錯方法にて異なる順序に並べ替えられて出力される。これらは変調器106 にて変調されて伝送路30に送信される。受信機20では伝送路30から受けた信号を復調して、デインタリーバ202,204 に供給する。デインタリーバ202,204 は復調された信号系列D1'(t),D2'(t) をそれぞれ異なる逆交錯方法にて元の配列の信号系列C1'(t),C2'(t) に戻す。これにより、信号系列D1'(t),D2'(t) の同じ位置に連続誤りが生じていても、信号系列C1'(t)とC2'(t)では異なる位置に誤り箇所が分散されてランダム化される。この結果、ランダム化された誤り箇所を含む信号系列C1'(t),C2'(t) は、復号回路206 にて有効に誤り訂正されて、その復調ビットが有効に再生される。
請求項(抜粋):
情報を符号化して伝送する符号化通信システムにおいて、該システムは、入力する情報を誤り訂正符号を含む符号化方式にて複数の符号化信号系列に符号化する符号化手段と、該符号化手段にて符号化した符号化信号系列毎の信号をそれぞれ並べ替えて出力する複数のインタリーバと、該インタリーバからの信号を所定の変調方式にて変調する変調手段とを含む送信装置と、該送信装置から所定の伝送路を介して受信した信号を所定の復調方式にて復調する復調手段と、該復調手段にて復調した符号化信号を前記インタリーバとは逆の並べ替えにて元の順番に並べ替えて元の符号化信号系列を得る複数のデインタリーバと、該デインタリーバからの符号化信号系列を復号して元の情報を再生する復号手段とを含む受信装置とを有し、該システムは、前記インタリーバおよびデインタリーバにて、それぞれの符号化信号系列毎の交錯方法を異ならせて、信号間の伝送誤りをランダム化することを特徴とする符号化通信システム。
IPC (2件):
H03M 13/27 ,  H03M 13/23
FI (2件):
H03M 13/27 ,  H03M 13/23
Fターム (5件):
5J065AC02 ,  5J065AD10 ,  5J065AG04 ,  5J065AG06 ,  5J065AH17

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