特許
J-GLOBAL ID:200903002666518134

コンクリート部材の補強構造および補強工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-206984
公開番号(公開出願番号):特開平11-256838
出願日: 1998年07月22日
公開日(公表日): 1999年09月21日
要約:
【要約】【課題】 補強シートの定着を円滑かつ確実に行い、有効な補強効果を得ることのできるコンクリート部材の補強構造および補強工法を提供することを課題とする。【解決手段】 補強シートC1,C2を、定着用アンカーD1,D2を介して、平面状のコンクリート部材である壁13に定着させる構成とした。そして、定着用アンカーD1,D2は、多数の強化繊維fをその長さ方向の一部で束ね、その束部15を柱10,梁11,床12,および壁13に定着させるとともに、束ねていない部分を壁13に沿って広げるようにし、その上に前記補強シートC1を重ねて貼り付ける構成とした。
請求項(抜粋):
平面状または曲面状のコンクリート部材の補強構造であって、炭素繊維,アラミド繊維,ガラス繊維等、複数本の強化繊維をその長さ方向の一部で一体に束ねてなる定着用アンカーが、前記束ねた部分を前記コンクリート部材またはその周囲の柱や梁に形成された孔に定着させ、かつ束ねていない部分を前記コンクリート部材の表面に沿わせた状態で配設されてなり、板状またはシート状の補強材が、前記平面状または曲面状のコンクリート部材の表面に沿うよう配設され、前記定着用アンカーの束ねていない部分に重ねて接合されることによって前記定着用アンカーを介して前記コンクリート部材に定着されていることを特徴とするコンクリート部材の補強構造。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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