特許
J-GLOBAL ID:200903002667576774
状態判定方法と状態予測方法及び装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2004000163
公開番号(公開出願番号):WO2004-068078
出願日: 2004年01月13日
公開日(公表日): 2004年08月12日
要約:
対象物の状態監視のために測定された波形データや特徴パラメータが正規分布に従わなくても、対象物の状態診断と状態予測は統計検定などの手法により高精度に行わ、また、測定された対象物の信号が脈動信号である場合、信号の局所に存在する特異成分はリアルタイムに検出され、対象物の状態は効率的に判定される必要がある。本発明は、測定した波形データ、あるいは、波形データから算出された特徴パラメータを既知確率分布(例えば、正規分布)に従うように変換した後、統計検定などの手法により対象物の状態判定と状態予測を行う方法と装置、また、測定した対象物の信号が脈動信号である場合は、雑音を除去された信号の包絡線波形データなどを求めることにより信号中の特異成分を検出して対象物の状態判定を行う方法と装置を提供する。
請求項(抜粋):
状態監視の対象物の波形データを複数の周波数帯域において測定するステップと、前記測定された波形データから雑音を除去するステップと、前記雑音を除去された波形データを用いて時間領域及び周波数領域の特徴パラメータを原始特徴パラメータとして定義し計算するステップと、前記計算された原始特徴パラメータを、予め指定した確率分布に従う、既知分布の特徴パラメータに変換するステップと、前記既知分布の特徴パラメータを用いて、対象物の状態判定及び状態予測を行うステップと、を有し、対象物の状態判定と状態予測を行う方法であって、前記時間領域及び周波数領域の特徴パラメータを原始特徴パラメータとして定義し計算するステップにおいて、前記原始特徴パラメータは無次元特徴パラメータであれば、前記雑音を除去された波形データを正規化した後、算出されることと、前記原始特徴パラメータを既知分布の特徴パラメータに変換するステップにおいて、対象物の基準状態を参照する場合と、対象物の基準状態を参照しない場合と、に分けて変換することと、を特徴とする方法であり、この方法を実行するために、対象物の波形データを取得するためのセンサ、アンプ、フィルタ、信号処理・計算装置、及び表示出力装置を備えた、対象物の状態判定と状態予測を行う装置。
IPC (2件):
FI (2件):
G01D21/00 M
, G01M19/00 Z
Fターム (7件):
2F076BA14
, 2F076BA16
, 2F076BE08
, 2G024AD01
, 2G024BA27
, 2G024CA14
, 2G024FA04
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