特許
J-GLOBAL ID:200903002676020703

スイッチング電源装置の制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-022338
公開番号(公開出願番号):特開平8-205522
出願日: 1995年01月18日
公開日(公表日): 1996年08月09日
要約:
【要約】【目的】PWM制御または周波数制御の一方の制御では、軽負荷時もしくは垂下時の制御が困難であることに鑑み、各設定値の設定条件により、その両方の制御を行い得るようにする。【構成】周波数パルス変換手段3,4、サンプリング時間発生手段12,19、演算回路5,6、オフ時間発生手段7,14,8,15、スイッチング周期最大値発生手段13,20を備えたスイッチング電源装置の制御方式において、主スイッチのスイッチング周期の最小値を発生させるスイッチング周期最小値発生手段11,18と、主スイッチのオン時間幅を発生させるオン時間幅発生手段10,17とを設け、前記デッドタイム発生手段,オン時間幅発生手段,スイッチング周期最小値発生手段,スイッチング周期最大値発生手段,サンプリング時間発生手段に設定される各設定値相互間の設定条件を変えることにより両方の制御を行い得るようにした。
請求項(抜粋):
所定の直流電圧または交流電圧を所望の直流電圧に変換するスイッチング電源装置の出力電圧および出力電流を周波数パルスに変換する周波数パルス変換手段と、該周波数パルス変換手段によって変換された周波数パルスから制御量を検出するためのサンプリング時間を発生させるサンプリング時間発生手段と、前記サンプリング時間内に検出された制御量から前記スイッチング電源装置の主スイッチのスイッチングパルスのオフ時間操作量を演算する演算回路と、デッドタイムを発生させるデッドタイム発生手段と、該演算回路によって演算されたオフ時間操作量からオフ時間を発生させるオフ時間発生手段と、前記スイッチング電源装置の主スイッチのスイッチング周期の最大値を発生させるスイッチング周期最大値発生手段とを備え、前記制御量から主スイッチのスイッチングパルスのオフ時間を制御するようにしたスイッチング電源装置の制御方式において、前記主スイッチのスイッチング周期の最小値を発生させるスイッチング周期最小値発生手段と、前記主スイッチのオン時間幅を発生させるオン時間幅発生手段とを設け、前記デッドタイム発生手段,前記オン時間幅発生手段,前記スイッチング周期最小値発生手段,前記スイッチング周期最大値発生手段および前記サンプリング時間発生手段にそれぞれ設定される各設定値相互間の設定条件を変えることにより、PWM制御または周波数制御に変更し得るようにしたことを特徴とするスイッチング電源装置の制御方式。

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