特許
J-GLOBAL ID:200903002676175480
安全帯用バックル
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-305235
公開番号(公開出願番号):特開2005-073781
出願日: 2003年08月28日
公開日(公表日): 2005年03月24日
要約:
【課題】 従来のバックルは、ソケット本体にタングプレートを挿入した時、ソケット本体とタングプレート間にクリアランスがあり、装着時において上下方向に傾斜した時、故意に上側の操作片だけを押さえると、その操作片の係合突起が外れ、片利き状態になることが判明した。この状態は、故意でないとできないものであり、普通作業者が屈んでバックル上側を腹部で押さえたとしてもバックルカバーが操作片より突出しているため、操作片だけを押さえることは不可能に近いものである。自然な状況においては発生しないものであっても、この様な片利きの危険な状況が発生することは解決しなければならない課題である。【解決手段】 ソケット本体中央部に、タングプレート挿入方向に長溝を設けると共に、タングプレートの中央部に、長溝に対応嵌合する突出部を設け、前記長溝と突出部の嵌合により、タングプレートの操作片方向の傾斜を防止することで解決する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
ベルト1の一端部に固定したソケット本体2と、他端部に設けソケット本体2に挿入係合するタングプレート3よりなり、ソケット本体2には、バネ5により常時外方向へ回動力が附勢され、タングプレート3との係合突起61を有するロック部材6を一対設け、該ロック部材6の上部に、進入してくるタングプレート3を押し出す方向のバネ7を配した当接材8と、該当接材8に重合したストッパー9を軸23で摺動自在に設けると共に、ロック部材6の係合突起61の先端部には、タングプレート3に設けた係合口33へ嵌入係合する重合片部62を外方向に設け、ソケット本体2とタングプレート3の係合を解く際には、タングプレート3を係合状態よりもさらに押し込み、重合片部62との係合を解いた上で、ケース10外両側へ突出したロック部材6の延長部が形成する両方の操作片63を外方向より内方向へ回動し係合突起61との係合を解きタングプレート3の解放を行う構造の安全帯用バックルにおいてソケット本体2に、タングプレート挿入方向に長溝26を設け、該タングプレート3に、長溝26に対応嵌合する突出部35を設け、タングプレート3を挿入した際には、長溝26に突出部35が嵌合し、タングプレート3の操作片63方向への傾斜を防止したことを特徴とする安全帯用バックル。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (1件):
引用特許:
出願人引用 (1件)
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安全帯用バックル
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-191522
出願人:藤井電工株式会社
審査官引用 (2件)
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安全帯用バックル
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-191522
出願人:藤井電工株式会社
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バックル装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-330817
出願人:株式会社東海理化電機製作所
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