特許
J-GLOBAL ID:200903002700903085

体液吸収性物品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 白浜 吉治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-151129
公開番号(公開出願番号):特開平8-010286
出願日: 1994年07月01日
公開日(公表日): 1996年01月16日
要約:
【要約】【目的】 体液吸収性物品の表面シートと吸液性コアとを、それらの柔軟性を損うことなく一体化させる。【構成】 体液吸収性物品1の表面シート2とすべき熱可塑性プラスチックフィルムを流体の圧力差を利用して加熱下で成形し、そのフィルムに導液管6とその先端部の毛羽14とを形成する。その毛羽14をさらに加熱変形させて吸液性コア4の構成繊維と交絡させることにより、表面シート2とコア4とを一体化する。
請求項(抜粋):
少なくとも透液性の開孔プラスチックフィルムからなる表面シートと、不透液性のプラスチックフィルムからなる裏面シートと、これら両シート間に介在し繊維素材からなる吸液性コアとを備えた体液吸収性物品の次の工程を含むことを特徴とする製造方法。a.熱可塑性プラスチックフィルムを加熱軟化し、流体の圧力差を利用して部分的に隆起、破裂せしめて前記フィルムの表面から裏面方向へ延びる多数の導液管を形成するとともに、その先端部に前記破裂によって前記フィルムを引裂いて複数かつ不定形の毛羽を形成する工程。b.前記導液管の先端部を前記コアに向けた状態で前記フィルムを前記コアの上面に載置する工程。c.前記コアに載置したフィルムを少なくとも部分的に加熱して前記先端部の毛羽を変形させ、前記コアを構成する繊維に交絡させる工程。d.前記交絡させたフィルムを前記表面シートとし、前記裏面シートとの間に前記コアを介在させて前記物品を組み立てる工程。
IPC (2件):
A61F 13/15 ,  A61F 13/54
FI (4件):
A61F 13/18 360 ,  A41B 13/02 E ,  A61F 13/18 310 Z ,  A61F 13/18 331

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