特許

J-GLOBAL ID：200903002706069265

同軸円筒型トルクリミッタ

発明者： 藤岡 輝郎
出願人/特許権者： ヤマウチ株式会社
代理人 (1件)： 有近 紳志郎
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-045119
公開番号（公開出願番号）：特開平10-238554
出願日： 1997年02月28日
公開日（公表日）： 1998年09月08日
要約：

【要約】【課題】 滑らかに回転できる同軸円筒型トルクリミッタを提供する。【解決手段】 半硬質磁性体1は、軸方向に対して左方に傾斜角αだけ傾いた継ぎ目J1を持ち、回転筒の内周に圧入される。永久磁石2は、軸方向に対して右方に傾斜角βだけ傾いたN極,S極の各着磁領域を円周方向に交互に形成するように着磁され、回転軸の外周に接着される。そして、ギャップをあけて半硬質磁性体1と永久磁石2を対向させるように前記回転軸と前記回転筒とを同軸に軸止し、半硬質磁性体1と永久磁石2の間に生じるヒステリシストルクにより前記回転軸と前記回転筒の間で回転を伝達する。【効果】 半硬質磁性体の継ぎ目の部分を各磁極の境目が通るときのヒステリシストルクの変動を小さくでき、回転むらを抑制できるから、十分に滑らかに回転するようになる。

請求項（抜粋）：

軸方向に対して傾いた継ぎ目を持つ円筒状の半硬質磁性体および継ぎ目のない円筒状の永久磁石を有し、前記半硬質磁性体および前記永久磁石の一方を回転軸の外周に固着し、他方を回転筒の内周に固着し、ギャップをあけて両者を対向させるように前記回転軸と前記回転筒とを同軸に軸止し、両者の間に生じるヒステリシストルクにより前記回転軸と前記回転筒の間で回転を伝達する同軸円筒型トルクリミッタにおいて、前記永久磁石を、軸方向に対して前記半硬質磁性体の継ぎ目の傾き方向とは逆の方向に傾いた磁極領域となるように斜め方向に多極着磁したことを特徴とする同軸円筒型トルクリミッタ。

IPC (4件)：

F16D 7/02 ,  B65H 3/52 330 ,  F16H 35/10 ,  G05D 17/00

FI (4件)：

F16D 7/02 C ,  B65H 3/52 330 H ,  F16H 35/10 Z ,  G05D 17/00

引用特許：

出願人引用 (1件)

• トルクリミッタ
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-061501   出願人：ヤマウチ株式会社