特許
J-GLOBAL ID:200903002709621988

タイヤの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-144373
公開番号(公開出願番号):特開平10-329235
出願日: 1997年06月02日
公開日(公表日): 1998年12月15日
要約:
【要約】【課題】 高い氷上性能を確実に得ることのできるタイヤの製造方法を提供することが目的である。【解決手段】 発泡剤と、加硫時に溶融又は軟化してゴムマトリクスよりも粘度が低くなる長尺状の樹脂とを含むゴム組成物を押出し機のスリット状の口金から押し出して厚さ3ミリ以下の長尺の帯状ゴム組成物36Aを得る。これにより、樹脂の方向が押出し方向に揃う。生タイヤケースのクラウン部に、この帯状ゴム組成物36Aを長手方向がタイヤ周方向となるように積層させてキャップ部12Aを形成する。加硫を行うと、ゴム中のガスが粘度が低下した樹脂内に集まり、外周部分に樹脂からなる保護層を有する長尺状独立気泡が形成される。キャップ部12Aが摩耗すると、長尺状独立気泡による長尺状の凹部が接地表面に形成され路面との間の水を排除水するので高い氷上性能が得られる。
請求項(抜粋):
加硫時にガスを生成する発泡剤と、加硫時に溶融又は軟化してゴムマトリクスよりも粘度が低くなる長尺状の樹脂とを含むゴム組成物を押出し又は圧延することにより厚さ3ミリ以下の帯状未加硫ゴムを得る工程と、前記帯状未加硫ゴムを長手方向を揃えて積層させて生トレッドを形成する工程と、前記生トレッドの装着された生タイヤケースをモールドで加硫成型する加硫工程と、を有することを特徴とするタイヤの製造方法。
IPC (7件):
B29D 30/52 ,  B29C 35/02 ,  B60C 1/00 ,  B60C 11/00 ,  B29K 21:00 ,  B29K105:24 ,  B29L 30:00
FI (4件):
B29D 30/52 ,  B29C 35/02 ,  B60C 1/00 A ,  B60C 11/00 D
引用特許:
審査官引用 (5件)
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