特許
J-GLOBAL ID:200903002713142059
鉄筋コンクリート壁の接合構造
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 渡邊 隆
, 青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-229006
公開番号(公開出願番号):特開2006-045929
出願日: 2004年08月05日
公開日(公表日): 2006年02月16日
要約:
【課題】 地震外力を受けたときに建物がせん断 破壊や 脆性破壊をせず、しかも従来に比べて施工が容易で工期および工費の縮減が図れる鉄筋コンクリート壁の接合構造を提供する。【解決手段】 鉄筋コンクリート壁1と鉄筋コンクリート柱6との境界部にスリット材4が介挿されて鉛直スリット部3を形成するとともに、鉄筋コンクリート壁1と下階の鉄筋コンクリート梁5との境界部にスリット材4が介挿されて水平スリット部2を形成している。鉛直スリット部3に面する鉄筋コンクリート柱6の側面には鉛直突条部が形成され、対向する鉄筋コンクリート壁1の端面にはスリット材4を介して鉛直突条部に嵌合する鉛直切欠部が形成されている。水平スリット部2に面する鉄筋コンクリート梁5の上面には水平突条部が形成され、対向する鉄筋コンクリート壁1の端面にはスリット材4を介して水平突条部に嵌合する水平切欠部が形成されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート壁と当該鉄筋コンクリート壁に隣接する鉄筋コンクリート柱との境界部にスリット材が介挿されてなる鉛直スリット部と、前記鉄筋コンクリート壁と当該鉄筋コンクリート壁に隣接する少なくとも一方の鉄筋コンクリート梁との境界部にスリット材が介挿されてなる水平スリット部とを備える鉄筋コンクリート壁の接合構造であって、
前記鉛直スリット部に面する前記鉄筋コンクリート柱の側面には、当該側面から一様に突出する鉛直突条部が、前記鉄筋コンクリート壁の一方の壁面側に偏心して形成されるとともに、対向する前記鉄筋コンクリート壁の端面には、前記スリット材を介して前記鉛直突条部に嵌合する鉛直切欠部が形成され、
前記水平スリット部に面する前記鉄筋コンクリート梁の上面または下面には、当該上面または下面から一様に突出する水平突条部が、前記鉄筋コンクリート壁の他方の壁面側に偏心して形成されるとともに、対向する前記鉄筋コンクリート壁の端面には、前記スリット材を介して前記水平突条部に嵌合する水平切欠部が形成されることを特徴とする鉄筋コンクリート壁の接合構造。
IPC (2件):
FI (2件):
E04B2/56 643A
, E04H9/02 321H
Fターム (12件):
2E002FA04
, 2E002FA09
, 2E002FB03
, 2E002HA02
, 2E002HB04
, 2E002HB14
, 2E002HB16
, 2E002JA02
, 2E002JB04
, 2E002JB14
, 2E002JB16
, 2E002MA12
引用特許:
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