特許
J-GLOBAL ID:200903002714984304

渦電流式減速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 俊夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-038558
公開番号(公開出願番号):特開平5-211761
出願日: 1992年01月29日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 制動時の制動能力を損わないで、非制動時に磁石から強磁性板の相互の隙間を経て制動ドラムへ洩れる磁界を弱め、引きずりトルクを解消する。【構成】 回転軸1に結合した制動ドラム7の内部に非磁性体からなる断面箱形の案内筒10を配設する。案内筒10の外周壁10aに周方向等間隔に多数の強磁性板15を結合する。案内筒10の内空部に回動可能に支持した磁石支持輪14に、各強磁性板15に対向する永久磁石14aを結合する。各永久磁石14aの外周面の周方向中央部分に開口14bを設ける。磁石支持輪14を強磁性板15の半配列ピツチ分だけ回動すると、各強磁性板15が磁石支持輪14の各磁石14aに全面的に重なる制動位置と、各強磁性板15が極性が異なる2つの磁石14aに跨がり、強磁性板15と磁石支持輪14との間に短絡的磁気回路を形成する非制動位置とに切り換わる。
請求項(抜粋):
回転軸に結合した制動ドラムの内部に非磁性体からなる断面箱形の案内筒を配設し、案内筒の外周壁に周方向等間隔に多数の強磁性板を結合し、案内筒の内空部に回動可能に支持した磁石支持輪に、各強磁性板に対向しかつ強磁性板に対する極性が周方向に交互に異なるように永久磁石を結合し、各永久磁石の周方向中央部分の強磁性板に対する面積を縮小したことを特徴とする、渦電流式減速装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-298948
  • 特開平4-012660

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