特許
J-GLOBAL ID:200903002718157887

電子カメラの露出制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松浦 憲三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-000796
公開番号(公開出願番号):特開平6-205286
出願日: 1993年01月06日
公開日(公表日): 1994年07月22日
要約:
【要約】【目的】 ステッピングモ-タによって絞り開口が段階的に変化する絞りを使用しながらも、連続的露出制御が可能な電子カメラの露出制御装置を提供する。【構成】 CCD14から読み出された電気信号は、AEマイコン16とAGCアンプ22に出力される。AEマイコン16は入力された電気信号から被写体輝度が求め、現在の絞り開口に対応する被写体輝度との差に基づいてステッピングモ-タ20を駆動するためのステップ数を算出する。このステップ数だけパルス信号をドライブ回路18に出力しステッピングモ-タ20を駆動して絞り12を制御する。これにより、ステッピングモ-タ1ステップあたりの輝度変化量以上の段階的な露出制御を行う。一方、差が小さくなると、AGCアンプ22に利得制御信号を出力し、AGCアンプ22による電気信号増幅の利得を制御する。これにより、さらに微妙な露出制御をする。
請求項(抜粋):
ステッピングモ-タが1ステップずつ駆動される毎に絞り開口が段階的に変化する絞りを有する電子カメラの露出制御装置において、被写体輝度を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された被写体輝度に応じて前記ステッピングモ-タの駆動ステップ数を算出し、その算出したステップ数だけ前記ステッピングモ-タを駆動する絞り制御手段と、撮像素子から出力される電気信号を増幅する可変増幅器と、前記被写体輝度に対応した目標の絞り値と前記絞り制御手段によって段階的に制御される絞り値との差に基づいて適正露出となるように前記可変増幅器の利得を制御する利得制御手段と、を備えたことを特徴とする電子カメラ用露出制御装置。

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