特許
J-GLOBAL ID:200903002722299564

多段式駐車装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉川 晃司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-054165
公開番号(公開出願番号):特開平10-238150
出願日: 1997年02月21日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】従来の多段式駐車装置における昇降機構は、いずれのタイプも昇降体と車両の全荷重を上げ下げすることに変わり無いので、大きな駆動力を必要とし、機構が大型化し、構造が複雑で組立てに手間がかかる。【解決手段】車両が乗るパレット19の左側部に動滑車29を、右側部に動滑車33と吊り滑車35を支持し、上端が左の柱5に固定されたワイヤロープ51を動滑車29、33及び吊り滑車35の順で弛み無く巻き付けた後下端を右の柱7の下端に固定し、モータ57により上下方向へ走行される非無端状チェーン67の一端をパレット19の右側部に連結した。従って、昇降体15の荷重の半分はワイヤロープ51が吊り持つので、モータ57の駆動力は昇降体15の荷重の半分に見合う強さで足り、機構としては、ワイヤロープとチェーンとモータだけで足りる。
請求項(抜粋):
車両が乗る1以上のパレットを有する昇降体と、前記昇降体の両側部に各別に支持された動滑車と、一方の動滑車より高い位置において昇降体に支持された吊り滑車と、両端が架構等の固定部に固定されたワイヤロープと、モータにより上下方向へ走行される駆動部材とを備え、前記ワイヤロープを前記動滑車及び吊り滑車に弛み無く巻き付け、昇降体の一側部又は吊り滑車に前記駆動部材を連結したことを特徴とする多段式駐車装置。

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