特許
J-GLOBAL ID:200903002726297450

タイミング検証装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-202251
公開番号(公開出願番号):特開平9-050449
出願日: 1995年08月08日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 同期・非同期混在回路のタイミング検証を能率よく実行する。【解決手段】 非同期部分認識部10は、対象回路の中で同期回路部分と非同期回路部分とを識別する。タイミングチェック部11は識別された同期回路部分に静的タイミング検証を実行し、動的タイミング検証部5は非同期回路部分に動的タイミング検証を実行する。非同期部分認識部10に備わる始点タイミング設定部12は、信号の伝達経路に沿って非同期回路部分に後続する同期回路部分の始点のタイミングすなわち双方の境界に位置する素子が出力信号を送出する時期を設定する。境界素子がラッチであるときには、ラッチへクロック信号が到達する時刻よりもセットアップタイムだけ早い時期に、始点のタイミングが設定される。このため、同期・非同期混在回路のタイミング検証が能率よく行われるとともに、非同期回路部分に後続する同期回路部分の検証が最も厳しい条件で行われる。
請求項(抜粋):
対象回路の中で同期回路部分と非同期回路部分とを識別する認識手段と、前記認識手段で識別された前記同期回路部分に静的タイミング検証を実行する静的タイミング検証手段と、前記認識手段で識別された前記非同期回路部分に動的タイミング検証を実行する動的タイミング検証手段と、を備えるタイミング検証装置において、前記非同期回路部分に属し前記同期回路部分へ出力信号を送出する素子である境界素子に対して、前記出力信号の送出時期を設定する始点タイミング設定手段を、さらに備えることを特徴とするタイミング検証装置。

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