特許
J-GLOBAL ID:200903002727948366

管と被接続部材との継手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-231934
公開番号(公開出願番号):特開平8-093974
出願日: 1994年09月27日
公開日(公表日): 1996年04月12日
要約:
【要約】【目的】 継手部分に十分な締付力を付与することができ、しかも締付に際して変形等を生じさせないようにする。【構成】 第1ブレーキパイプ10の先端部には、断面略三角形状の拡径部38が設けられている。この拡径部38は、接続前の状態では開断面を構成し、接続状態では弾性変形して閉断面を構成する。このため、楔効果が得られるので、フレアナット40の締付時に第1ブレーキパイプ10が共回りすることはない。従って、継手部分に十分な締付力を付与することができる。また、接続部38Cを有するため、第2の延出部38Bが弾性変形した際の影響が第1の延出部38Aには及ばない。しかも、拡径部38が閉断面を構成することから高剛性になる。よって、締付に際して変形等が生じることもない。
請求項(抜粋):
流体移動用の第1の流路を備えた管とこの管の第1の流路と連通可能な第2の流路を備えた被接続部材とを、締結具を螺入させることにより接続して第1の流路と第2の流路とを連通させる管と被接続部材との継手構造であって、管外側へ延出されかつ締結具との当たり面を構成する第1の延出部と、この第1の延出部の延出方向に対して交叉する方向へ延出されかつ被接続部材との当たり面を構成する第2の延出部と、管軸線に対して略平行に位置されかつ第1の延出部と第2の延出部とを繋ぐ繋ぎ部と、を含み、前記接続前にあっては開断面を構成しかつ被接続部材からの反力を受けて断面を閉じる方向へ弾性変形することによって閉断面を構成して接続状態となる拡径部を、前記管の端部に張り出した状態で設けた、ことを特徴とする管と被接続部材との継手構造。

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