特許
J-GLOBAL ID:200903002729277825

高周波誘導加熱コイル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚一 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-381266
公開番号(公開出願番号):特開2002-180128
出願日: 2000年12月15日
公開日(公表日): 2002年06月26日
要約:
【要約】【課題】 段付き軸状部材の第1及び第2の段部における隅部の焼入硬化層の深さをより深くすることができ、その結果、小径軸部,隅部及び座面部に連続して形成される焼入硬化層の深さの均一化を図ることができるような構成の高周波誘導加熱コイルを提供する。【解決手段】 段付き軸状部材2の小径軸部3を高周波誘導加熱する第1の小径軸部加熱導体34に、小径軸部3の立ち上がり部分から離れる方向に傾斜された第3の小径軸部加熱導体36を設けると共に、相対的に小径の軸部分に設けられた第1の段部1aに対応配置される第1の段部加熱導体39の円弧の長さ(周長)αと、相対的に大径の軸部分に設けられた第2の段部1bに対応配置される第2の段部加熱導体41の円弧の長さ(周長)βとの関係を、α≦βとなるように設定する。
請求項(抜粋):
相対的に小さな直径を有する小径軸部と、相対的に大きな直径を有する大径軸部と、前記小径軸部と大径軸部との間にそれぞれ形成される第1及び第2の段部とをそれぞれ備えた段付き軸状部材を高周波誘導加熱するための高周波誘導加熱コイルにおいて、(a) 軸回転する段付き軸状部材の軸線を中心に180 ゚隔てた位置で前記軸線に対して平行に配置され、かつ、前記小径軸部に対応配置される直線形状の第1及び第2の小径軸部加熱導体と、(b) 前記第1の小径軸部加熱導体に接続されると共に、前記第1の小径軸部加熱導体に対して屈曲されて前記小径軸部の立ち上がり部分から離れる方向に傾斜された第3の小径軸部加熱導体と、(c) 前記第3の小径軸部加熱導体に接続されると共に、相対的に小径の軸部分に設けられる第1の段部に対応配置される円弧形状の第1の段部加熱導体と、(d) 前記第1の段部加熱導体と前記第2の小径軸部加熱導体との間に接続されると共に、相対的に大径の軸部分に設けられる第2の段部に対応配置される円弧形状の第2の段部加熱導体と、をそれぞれ設け、前記第1の段部加熱導体の円弧の長さαと前記第2の段部加熱導体の円弧の長βとの関係を、α≦βとなるように設定したこと、を特徴とする高周波誘導加熱コイル。
IPC (5件):
C21D 1/10 ,  C21D 9/40 ,  H05B 6/36 ,  H05B 6/38 ,  H05B 6/40
FI (5件):
C21D 1/10 R ,  C21D 9/40 B ,  H05B 6/36 F ,  H05B 6/38 ,  H05B 6/40
Fターム (11件):
3K059AA09 ,  3K059AD05 ,  3K059CD52 ,  3K059CD72 ,  4K042AA22 ,  4K042BA10 ,  4K042DA01 ,  4K042DB01 ,  4K042DD02 ,  4K042DF02 ,  4K042EA01
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3092093号
  • 特許第2660408号

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