特許
J-GLOBAL ID:200903002733359674

摩擦撹拌用回転工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 鎌田 文二 ,  鳥居 和久 ,  田川 孝由 ,  東尾 正博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-321211
公開番号(公開出願番号):特開2008-132524
出願日: 2006年11月29日
公開日(公表日): 2008年06月12日
要約:
【課題】鉄鋼材料処理時における摩擦撹拌用の回転工具の磨耗や折損を抑制する。【解決手段】ショルダー1と、その先端に設けられたプローブ2と、工作機械に取り付けるための取り付け部3とから構成される回転工具Tにおいて、そのプローブ2の直径を、その根元から先端に向かうほど縮径させ、その先端に、そのプローブ2の先端における径以上の曲率の丸め加工を施す。この縮径により、ワークWの改質が完了してこのプローブ2をワークWから引き抜く際に、そのプローブ2をワークWから少しでも引き抜くと両者の間の嵌め込みが解除されるので、その引き抜きがスムーズになされる。また、その根元の部分が太いため、上記引き抜きの際にプローブ2を折損する恐れが小さい。また、この回転工具Tの素材としてタングステンカーバイドをベースとした硬質材料を用いると、この改質の際の磨耗を抑制できる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
回転しながらワーク(W)の表面に接触するショルダー(1)と、そのショルダー(1)の先端に突出して設けられ、回転軸周りに回転しながら上記ワーク(W)の表面に当接し、その際に発生した摩擦熱によって軟化したワーク(W)に挿入されて、その軟化したワーク(W)を流動撹拌するプローブ(2)とを有する摩擦撹拌用の回転工具(T)において、 上記プローブ(2)の直径が、その根元から先端に向かうほど縮径し、その先端は、そのプローブ(2)の先端における径以上の曲率の丸め加工を施す構成としたことを特徴とする摩擦撹拌用の回転工具。
IPC (1件):
B23K 20/12
FI (1件):
B23K20/12 344
Fターム (3件):
4E067AA02 ,  4E067BG00 ,  4E067CA04
引用特許:
出願人引用 (1件) 審査官引用 (3件)
  • 構造部材の接合方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-179506   出願人:アイシン軽金属株式会社
  • 摩擦撹拌接合用ツール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-048218   出願人:昭和アルミニウム株式会社
  • 摩擦攪拌接合用ツール
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-005564   出願人:ダイジェット工業株式会社

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