特許

J-GLOBAL ID：200903002736604262

複合黒色酸化物粒子、その製造方法、黒色塗料及びブラックマトリックス

発明者： 藤安 昇一 ,  林 富雄 ,  勝山 幸一 ,  島村 宏之
出願人/特許権者： 三井金属鉱業株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-066201
公開番号（公開出願番号）：特開2005-255426
出願日： 2004年03月09日
公開日（公表日）： 2005年09月22日
要約：

【課題】 より黒色度、耐酸化性、塗料化し塗膜化した際の塗膜の表面平滑性に優れ、かつ高電気抵抗である複合黒色酸化物粒子、その製造方法、黒色塗料及びブラックマトリックスを提供する。 【解決手段】 コバルト、銅、及びマンガンの酸化物からなり、銅/コバルトのモル比が0.1〜0.5であり、かつマンガン/コバルトのモル比が0.2〜1.0であり、粒子表面にAl酸化物が被覆されていることを特徴とするスピネル型または逆スピネル型複合黒色酸化物粒子。 コバルト、銅、およびマンガンの水溶性塩を用いて調整した金属塩混合水溶液と、水酸化アルカリとを中和混合し、得られた金属水酸化物スラリーをpH10〜13に維持して、温度40°C超、60°C以下で酸化し、得られた前駆体を80〜150°Cにて熟成した後、水可溶性アルミニウム塩水溶液を添加してpH5〜9に調整した後、固液分離後、温度400〜700°C、1時間超、3時間以下で熱処理することを特徴とする複合黒色酸化物粒子の製造方法。

請求項（抜粋）：

コバルト、銅、及びマンガンの酸化物からなり、銅/コバルトのモル比が0.1〜0.5であり、マンガン/コバルトのモル比が0.2〜1.0であり、かつ粒子表面にAl酸化物が被覆されていることを特徴とするスピネル型または逆スピネル型複合黒色酸化物粒子。

IPC (2件)：

C01G51/00 ,  C09D201/00

FI (2件)：

C01G51/00 A ,  C09D201/00

Fターム (20件)：

4G048AA03 ,  4G048AB02 ,  4G048AC04 ,  4G048AC05 ,  4G048AD03 ,  4G048AE05 ,  4J037AA04 ,  4J037CA12 ,  4J037DD05 ,  4J037EE03 ,  4J037FF02 ,  4J037FF11 ,  4J037FF15 ,  4J037FF24 ,  4J038HA071 ,  4J038HA186 ,  4J038KA08 ,  4J038NA01 ,  4J038NA04 ,  4J038NA21

引用特許：

出願人引用 (4件)

• ブラックマトリックス用着色組成物、ブラックマトリックスの製造方法及び遮光性ブッラクマトリックスを付した発光型フラットパネルディスプレイパネル
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-065208   出願人：大日精化工業株式会社, 浮間合成株式会社
• 微粒子複合酸化物ブラック顔料及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-048594   出願人：大日精化工業株式会社, 浮間合成株式会社
• 液晶表示装置及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平10-339344   出願人：松下電器産業株式会社
• 黒色複合酸化物粒子及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2000-201664   出願人：三井金属鉱業株式会社