特許
J-GLOBAL ID:200903002744365340

金属複合体光増感剤および光起電力セル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外4名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-547871
公開番号(公開出願番号):特表2002-512729
出願日: 1998年05月07日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】式(Ia)MX3Ltまたは(lb)MXYLt(式中、Mはルテニウム、オスミウム、鉄、レニウム、およびテクネチウムから選ばれた遷移金属、好ましくはルテニウムまたはオスミウムであり;個々のXは、独立に、NCS-、Cl-、Br-、I-、CN-、NCO-、H2O、NCN2-、非置換またはビニル、第1級、第2級または第3級のアミン、OHおよびC1〜30アルキルから選ばれた少くとも1つの基により置換されたピリジンから選ばれ;好ましくはNCS-である共リガンドであり;Ltは少なくとも1個のカルボン酸、リン酸、ヒドロキサミン酸またはキレート基を有するトリアゾール、ピリジン、チオフェン、イミダゾール、ピラゾール等のヘテロ環、またはキレート基を含む三座配位のリガンドである)光増感剤複合体。少くとも1つの二酸化チタン層が塗布された支持体上に堆積された電気的に伝導性の層を含む光起電力セルであって;それが前記二酸化チタン層に塗布された光増感剤として、上記で特定された式(Ia)または(lb)の光増感剤複合体を含む光起電力セル。
請求項(抜粋):
式(Ia)または(lb) MX3Lt(Ia); MXYLt(lb)[式中、Mはルテニウム、オスミウム、鉄、レニウム、およびテクネチウムから選ばれた遷移金属であり; 個々のXは、独立に、NCS-、Cl-、Br-、I-、CN-、NCO-、H2O、NCN2-、非置換またはビニル、第1級、第2級または第3級のアミン、OHおよびC1〜30アルキルから選ばれた少くとも1つの基により置換されたピリジン、から選ばれた共リガンドであり; Yは、非置換または少くとも1つのC1〜30アルキルにより置換された2,2’-ビピリジン、o-フェナントロリンから選ばれた共リガンドであり;および、 Ltは、一般式(IIa)および(IIb){式中、R1は、H、COOH、PO(OH)2、PO(OR3)(OH)、PO(OR3)2、CO(NHOH);COOH、PO(OH)2、PO(OR3)(OH)、PO(OR3)2およびCO(NHOH)から選ばれた基の少くとも1つにより置換されたフェニル、ピロカテコール基であり;R3は、C1〜30アルキルおよびフェニルから選ばれ; R2は、H、C1〜30アルキルおよびフェニルから選ばれ;および、 AおよびBは独立に、式(III a)、(III b)、(III c)、(III d)、(III e)、および(III f)基から選ばれた同じまたは異なる基:(式中、R4は、R1と同じ意味を有し; 個々のR5、R6、R7、R8、R9、R10およびR11は、R2と同じ意味を有し、且つ、置換基R1およびR4のうちの少なくとも1つがHと異なる条件下で、R2、R5、R6、R7、R8、R9、R10およびR11は互いに同じまたは異なる)}から選ばれた式を有する三座配置子である]の光増感剤複合体。
IPC (6件):
H01M 14/00 ,  H01L 31/04 ,  C07D213/55 ,  C07D213/80 ,  C07F 9/58 ,  C07F 15/00
FI (7件):
H01M 14/00 P ,  C07D213/55 ,  C07D213/80 ,  C07F 9/58 B ,  C07F 15/00 A ,  C07F 15/00 D ,  H01L 31/04 Z
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特表平7-500630
審査官引用 (1件)
  • 特表平7-500630
引用文献:
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