特許
J-GLOBAL ID:200903002747104369

ポリ乳酸の製造装置及び製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 小栗 昌平 (外6名) ,  萩野 平 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-028280
公開番号(公開出願番号):特開2001-213949
出願日: 2000年02月04日
公開日(公表日): 2001年08月07日
要約:
【要約】【課題】 無溶媒直接脱水重縮合反応を比較的簡略化された構造で効率良く、且つ高分子量のポリ乳酸を生成する装置及び方法を提供する。【解決手段】 本発明のポリ乳酸の製造装置及び方法は、重縮合反応部における重縮合反応槽が逆円錐状の内部底面から直胴内面に沿って複式螺旋状に旋回可能なリボン翼を有する逆円錐状ダブルヘリカル攪拌機を具備して成るので、逆円錐状ダブルヘリカル攪拌機が乳酸モノマーを主成分とする反応溶液を広い気液接触面と高い表面更新性でポリマー鎖の物理的な切断を招くことなく攪拌し、その結果、無溶媒直接脱水重縮合反応により高分子量のポリ乳酸を効率良く製造することを可能にする。
請求項(抜粋):
重縮合反応部(22)に乳酸モノマーを主成分とする反応溶液を投入して減圧下で無溶媒直接脱水重縮合反応によりポリ乳酸を生成する一方、前記無溶媒直接脱水重縮合反応により副生されたラクチド、乳酸低分子化合物、副生水等を含む各蒸気をラクチド還流部(29)に吸引し、液化したラクチド及び乳酸低分子化合物を前記重縮合反応部(22)に還流させ、前記副生水を大気圧系に排出させるポリ乳酸の製造装置(20)において;前記重縮合反応部(22)が、外周面を温度調節用ジャケット(24)で覆い、逆円錐状に形成された内部底面を有する重縮合反応槽(23)と、前記重縮合反応槽(23)の逆円錐状の内部底面から直胴内面に沿って複式螺旋状に旋回可能なリボン翼(27)を有する逆円錐状ダブルヘリカル攪拌機(26)とを具備して成り;前記ラクチド還流部(29)が、外周面を温度調節用ジャケット(31)で覆い、中空状内部の下方を前記重縮合反応槽(23)の内部に気密に連通する一方、中空状内部の上方を減圧源(40)に気密に連通する還流シリンダ(30)を具備して成ることを特徴とするポリ乳酸の製造装置。
IPC (4件):
C08G 63/78 ,  C08G 63/06 ,  C08G 63/88 ,  C08G 85/00
FI (4件):
C08G 63/78 ,  C08G 63/06 ,  C08G 63/88 ,  C08G 85/00
Fターム (17件):
4J029AA02 ,  4J029AB05 ,  4J029AC01 ,  4J029EA05 ,  4J029LA02 ,  4J029LA04 ,  4J029LB10 ,  4J031CA02 ,  4J031CA12 ,  4J031CA13 ,  4J031CA32 ,  4J031CB04 ,  4J031CC01 ,  4J031CE01 ,  4J031CF01 ,  4J031CG08 ,  4J031CG25
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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