特許
J-GLOBAL ID:200903002751664395

鉄道車両の振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 押田 良久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-285593
公開番号(公開出願番号):特開平6-107173
出願日: 1992年09月29日
公開日(公表日): 1994年04月19日
要約:
【要約】【目的】 車体に発生する振動の抑制に適した鉄道車両の振動制御装置を提供する。【構成】 車体1と台車2の間に設置した流体アクチュエータとして複動形空気圧シリンダ21、該複動形空気圧シリンダ21を駆動する比例流量制御弁22〜25、車体の振動を検知する検知計として左右方向加速度計13、変位計27、圧力計28を用い、該検知計の出力から前記制御弁への制御入力を決定する多変数ディジタル制御器から構成され、車体に発生する振動を能動的に制御する機能を有する振動制御装置において、曲線通過時に車体に発生する遠心加速度の影響を軽減するためのハイパスフィルタ31を付加し、かつ前記制御器に周波数依存性を持たせ、遠心加速度の影響の大きい低周波域で前記制御弁への制御入力を抑える構造としたことを特徴とする。【効果】 曲線通過時においても直線通過時とほぼ同等の振動制御性能を維持できる。
請求項(抜粋):
鉄道車両の車体と台車間に設置した流体アクチュエータ、該流体アクチュエータを駆動する制御弁、車体の振動を検知する検知計、該検知計の出力から前記制御弁への制御入力を決定する多変数ディジタル制御器から構成され、車体に発生する振動を能動的に制御する機能を有する鉄道車両の振動制御装置において、曲線通過時に車体に発生する遠心加速度の影響を軽減するためのハイパスフィルタを付加し、かつ前記制御器に周波数依存性を持たせ、遠心加速度の影響の大きい低周波域で前記制御弁への制御入力を抑える構造としたことを特徴とした鉄道車両の振動制御装置。
IPC (3件):
B61F 5/24 ,  G05D 19/02 ,  B60G 17/015

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