特許
J-GLOBAL ID:200903002757893540

ボールねじおよびボールねじ組立装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-321576
公開番号(公開出願番号):特開平7-174205
出願日: 1993年12月21日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】ナットの半径方向の貫通穴を閉塞する蓋に、ほぼ1周分のねじ溝の間でボールを循環させるための循環溝が形成された内部循環式のボールねじにおいて、その蓋を分割構造とすることにより、ナット内へボールを挿入する際にボールがねじ溝における予定外の位置に外れることを防止する。【構成】ナットとして機能するロータ16の貫通穴34を閉塞する蓋40を、ボール案内部材56とボール挿入穴閉塞部材60とに二分割する。ボール案内部材56には循環溝94を形成し、それの底面の一部にボール挿入穴54を貫通させる。ボール挿入穴54はボール挿入穴閉塞部材60によって閉塞される。したがって、ボール案内部材56を貫通穴34に装着すれば、それのボール挿入穴54からボールをロータ16内に挿入しても、ボール案内部材56の循環溝94の側面によってボールが予定外の位置に外れることが防止される。
請求項(抜粋):
おねじとナットとがそれぞれのねじ溝が互いに対向する状態で嵌合されることによってそれらねじ溝により形成されたらせん状の空間のうちのほぼ1周の部分に複数のボールが一列に並んで収容され、ナットのねじ溝のうちの前記ほぼ1周のらせん状の空間を形成する部分の始端と終端とに対応する位置においてナットに半径方向の貫通穴が設けられ、その貫通穴を閉塞する蓋に、前記複数のボールの各々を前記終端から始点へ戻るように案内することによって前記ほぼ1周のらせん状の空間内でボールを循環させるための循環溝が形成されたボールねじにおいて、前記蓋を、前記循環溝のうちの少なくとも側面を形成するとともに循環溝のうちの底面の少なくとも一部に開口して前記ボールより大きい断面で前記ナットの半径方向に貫通する少なくとも一つのボール挿入穴を形成する少なくとも一つのボール案内部材と、その少なくとも一つのボール挿入穴を閉塞する少なくとも一つのボール挿入穴閉塞部材とを含むように分割したことを特徴とするボールねじ。
IPC (2件):
F16H 25/22 ,  F16H 25/24
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭59-029867

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