特許
J-GLOBAL ID:200903002759461841

列車運転支援装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-043744
公開番号(公開出願番号):特開平10-236308
出願日: 1997年02月27日
公開日(公表日): 1998年09月08日
要約:
【要約】【課題】 路線の曲線、勾配等の膨大な量のデータを人手によって入力するので、多大な労力を費やすうえに、人的なミスが発生しやすかった。【解決手段】 列車に方角および高度を測定できるGPS装置を搭載し、列車を”測定モード”で走行させて、常時列車の走行方向および高度を監視する手段、監視中の列車の走行方向が単位距離あたりに所定の角度以上に変化した場合に”曲線あり”と判断し、また高度が単位距離あたりに所定の値以上変化した場合に”勾配あり”と判断して、そのときの列車の位置をそれぞれ曲線開始位置、勾配開始位置として支援データに記録する手段を備え、列車が”運転支援モード”(営業運転)で走行するとき、支援データに記録されている曲線開始位置および勾配開始位置から所定の距離手前にたっした時点で、運転士に警告を出力する。【効果】 運転支援データが確実に効率よく作成できる。
請求項(抜粋):
方角および高度を測定できるGPS装置を搭載した列車を走行開始駅から終点駅まで予め走行させ、常時GPS装置により列車の走行方向を監視する手段、監視中の走行方向が単位時間あたりに所定の角度以上に変化しない場合は路線形態が”曲線なし”と判断し、上記所定の角度以上に変化した場合には路線形態が”曲線あり”と判断する手段、および路線形態が上記”曲線なし”から上記”曲線あり”と変化した地点を曲線開始位置とし、運転支援データとして記録する手段を備えたことを特徴とする列車運転支援装置。

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