特許
J-GLOBAL ID:200903002762939825

自動送信電力制御回路のオーバーシュート防止回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大塚 学
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-274923
公開番号(公開出願番号):特開平6-104774
出願日: 1992年09月21日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】自動送信電力制御回路の送信立上り時に発生するオーバーシュートを軽減する。【構成】電力増幅器2によって増幅された送信出力の一部を方向性結合器3によって抽出して検波した後、比較機能付き直流増幅器5の出力によって送信出力が一定になるように可変減衰器1を制御する自動送信電力制御回路の前段に、可変減衰器6とそれに制御電圧を与える微分回路7と送信入/切信号によって所定の電圧を入/切するスイッチ8とを備えた。【効果】 プレストーク形無線機の送受切替え時の通話の乱れが軽減された。
請求項(抜粋):
高周波信号を電力増幅器で増幅した送信出力を一定に保持するために、該送信出力の一部を抽出して検波し所定の規準電圧との差が零になるように前記電力増幅器の前段に設けられた可変減衰器の減衰量を制御する自動送信電力制御回路の前記送信出力の立上がり時に生ずるオーバーシュートを軽減するために、前記可変減衰器の前段に挿入接続され、制御電圧によってその高周波抵抗値が制御されるピンダイオードを備えた第2の可変減衰器と、前記送信出力の立上がり時に同期して所定の制御電圧が入力され、予め設定された時定数に従った立上がり特性を有する前記制御電圧を出力する微分回路とを備えて、前記送信出力の立上がり時に前記微分回路からの制御電圧により前記第2の可変減衰器の減衰量に遅延を与えることにより前記オーバーシュートを軽減するように構成した自動送信電力制御回路のオーバーシュート防止回路。

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