特許
J-GLOBAL ID:200903002764173455

マルチプロセッサシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 筒井 大和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-094780
公開番号(公開出願番号):特開2001-282764
出願日: 2000年03月30日
公開日(公表日): 2001年10月12日
要約:
【要約】【課題】 I/O装置からのメモリアクセスに伴うキャッシュメモリ一貫性制御のための放送を削減することができるマルチプロセッサシステムを提供する。【解決手段】 マルチプロセッサシステムであって、排他的なコピーを有するキャッシュメモリ識別子、または排他的なコピーを有するキャッシュメモリがないことを記録するオーナタグ32と、I/O装置のメモリライトブロック長を記録するブロック長テーブル34を設け、I/O装置によるリード時に排他的なコピーが存在する場合にはそれを保持するキャッシュ21とメモリ25にリードリクエストを発行し、コピーが存在しないことが記録されている場合にはメモリ25から直接読み出す。またライト時にブロック長テーブル34にライトブロック長が記録されているときは、ブロック全体を一括してキャッシュ21から無効化するリクエストを発行し、無効化が終了した後メモリ25へ直接書き込む。
請求項(抜粋):
複数のプロセッサを有し、1つ以上のプロセッサ毎にキャッシュメモリを有するマルチプロセッサであって、1つ以上の前記プロセッサと前記キャッシュメモリを有する複数のノードおよびI/O装置がネットワークを介してメモリを共有する共有メモリ型マルチプロセッサにおいて、キャッシュ可能なメモリロケーションのコピーを排他的に保持するキャッシュメモリの識別子、または排他的なコピーを持つキャッシュメモリがないことを記録する第1の手段を有し、前記プロセッサもしくは前記I/O装置がキャッシュ可能なメモリロケーションAに対してリードリクエストを発行する際に、前記第1の手段により、前記メモリロケーションAの排他的なコピーを保持するキャッシュメモリ識別子が記録されているときには、このキャッシュメモリのみに「更新済」のコピーがあるかどうかを確認するメッセージを転送し、このキャッシュメモリが「更新済」コピーを持っている場合にはこのキャッシュメモリからデータを供給し、「更新済」コピーを持っていない場合には前記メモリからデータを読み出し、前記メモリロケーションAの排他的なコピーを保持するキャッシュメモリはないことが記録されているときには、直接前記メモリからデータを読み出し、これら以外の場合には全てのキャッシュメモリに「更新済」のコピーがあるかどうかを確認するメッセージを転送し、「更新済」コピーを持っているキャッシュメモリがある場合にはこのキャッシュメモリからデータを供給し、「更新済」コピーを持っているキャッシュメモリがない場合には前記メモリからデータを供給することを特徴とするマルチプロセッサシステム。
IPC (3件):
G06F 15/177 682 ,  G06F 12/08 ,  G06F 12/08 310
FI (4件):
G06F 15/177 682 J ,  G06F 12/08 E ,  G06F 12/08 310 B ,  G06F 12/08 310 C
Fターム (8件):
5B005JJ12 ,  5B005KK13 ,  5B005MM12 ,  5B005NN72 ,  5B005PP26 ,  5B005QQ02 ,  5B045BB04 ,  5B045DD13

前のページに戻る