特許

J-GLOBAL ID：200903002764190457

高耐食性永久磁石およびその製造方法

発明者： 勝見 健一 ,  美濃輪 武久 ,  吉川 昌夫
出願人/特許権者： 信越化学工業株式会社
代理人 (1件)： 山本 亮一 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-156221
公開番号（公開出願番号）：特開平9-007868
出願日： 1995年06月22日
公開日（公表日）： 1997年01月10日
要約：

【要約】 (修正有)【目的】酸化により磁気特性が劣化し易いR-Fe -B系永久磁石表面にガラス状保護層を被覆して高耐食性を付与することを目的とする。【構成】一般式M2 O・nSi O2(ただしM:アルカリ金属、n=SiO2/M2O:モル比)で表わされるアルカリけい酸塩のけい酸対アルカリ金属酸化物のモル比nを1.5〜20.0の範囲に調整したアルカリけい酸塩水溶液からなる処理液に、R-Fe -B系永久磁石(ここにRはYを含む希土類元素の少なくとも1種)を浸漬、あるいは磁石表面に該処理液を塗布した後加熱処理を行うことにより、該磁石表面にガラス状保護層を被覆することからなる高耐食性永久磁石の製造方法、および該製造方法により製造されたガラス状保護層を有するR-Fe -B系高耐食性永久磁石。

請求項（抜粋）：

一般式M2 O・nSi O2(ただしM:アルカリ金属、n=SiO2/M2O:モル比)で表わされるアルカリけい酸塩のけい酸対アルカリ金属酸化物のモル比nを 1.5〜20.0の範囲に調整したアルカリけい酸塩水溶液からなる処理液に、R-Fe -B系永久磁石(ここにRはYを含む希土類元素の少なくとも1種)を浸漬、あるいは磁石表面に該処理液を塗布した後加熱処理を行うことにより、該磁石表面にガラス状保護層を被覆することを特徴とする高耐食性永久磁石の製造方法。

IPC (5件)：

H01F 41/02 ,  C23C 22/00 ,  C23C 22/74 ,  H01F 1/053 ,  H01F 1/08

FI (5件)：

H01F 41/02 G ,  C23C 22/00 Z ,  C23C 22/74 ,  H01F 1/04 H ,  H01F 1/08 B

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 特開平4-006807