特許

J-GLOBAL ID：200903002769359948

湿式脱硝装置

発明者： 岡本 恭一 ,  青木 慎治 ,  影山 喜治 ,  井筒 政弘 ,  岩崎 亜希子 ,  今野 祥秀 ,  飯塚 義尚 ,  上里田 亨
出願人/特許権者： 株式会社荏原製作所
代理人 (1件)： 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-317171
公開番号（公開出願番号）：特開平8-168644
出願日： 1994年12月20日
公開日（公表日）： 1996年07月02日
要約：

【要約】【目的】 設置面積が小さく、設備費および動力費が低廉で、かつ高い脱硝率が得られる湿式脱硝装置の提供。【構成】 酸化容器の下流に屈曲するダクトを設け、アルカリ性水溶液を屈曲ダクトの少なくとも一箇所の屈曲部より上流の位置でスプレーする。その際、屈曲ダクトの屈曲回数は2〜5回、屈曲部でのガス流速は5〜25m/秒、屈曲部での滞留時間は1〜10秒、が好ましい。

請求項（抜粋）：

窒素酸化物を含むガスを酸化容器に導き、当該酸化容器内でガス中に含まれる窒素酸化物の酸化度を高めた後、当該ガスをアルカリ性の水溶液に気液接触させ、窒素酸化物を当該アルカリ性水溶液に吸収させることによってガス中から除去し、一方、当該アルカリ性水溶液はその一部を抜き出し、かつ水およびアルカリ物質を補給してpHを一定範囲に保ちつつ循環使用する湿式脱硝装置において、酸化容器の下流に屈曲するダクトを設け、かつ当該アルカリ性水溶液を当該屈曲ダクトの少なくとも一箇所の屈曲部より上流の位置でスプレーすることによって、当該ガスとアルカリ性水溶液の気液接触を当該屈曲ダクトで行わせることを特徴とする湿式脱硝装置。

IPC (4件)：

B01D 53/56 ,  B01D 53/77 ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/74

FI (3件)：

B01D 53/34 130 D ,  B01D 53/34 ZAB ,  B01D 53/34 129 C