特許

J-GLOBAL ID：200903002775756088

自動変速機の変速制御装置

発明者： 圓山 育男 ,  伊藤 昌秀 ,  古市 曜一 ,  片山 信行 ,  宅間 寛 ,  永吉 由昌 ,  粟生 和夫
出願人/特許権者： 三菱自動車工業株式会社
代理人 (1件)： 長門 侃二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-283619
公開番号（公開出願番号）：特開平8-145157
出願日： 1994年11月17日
公開日（公表日）： 1996年06月04日
要約：

【要約】【目的】 車両の自動変速機のアップシフトがいかなる車速において実施された場合であっても、シフトモードやロックアップクラッチの断接にかかわらず、シフトフィーリングを悪化させることなく迅速かつスムースに変速が達成されるように図る。【構成】 流体継手と、第一摩擦係合要素への油圧を解放して係合を解除する一方、第二摩擦係合要素に油圧を供給してこれを係合させて第一変速段から第二変速段への変速を行う歯車変速機構とを有する自動変速機にあって、変速時には第二摩擦係合要素への供給油圧をフィードバック制御する変速制御装置において、供給油圧設定手段は、フィードバック制御開始直前にトルク検出手段(S48,S50)で検出された流体継手の出力側の総トルクに基づいて、第二摩擦係合要素に供給するフィードバック制御開始時の開始供給油圧を設定する(S51,S52) 。

請求項（抜粋）：

内燃エンジンの駆動力が流体継手を介して伝達される歯車変速機構を備えた自動変速機にあって、変速時、前記歯車変速機構の第一摩擦係合要素への油圧を解放してその係合を解除する一方、第二摩擦係合要素に油圧を供給してこれを係合させることにより第一変速段から第二変速段への変速が達成可能とし、変速中、前記第二摩擦係合要素への供給油圧をフィードバック制御する自動変速機の変速制御装置において、前記フィードバック制御開始直前に前記流体継手の出力側に作用する総トルクを検出するトルク検出手段と、前記フィードバック制御の開始時、前記第二摩擦係合要素に供給する開始供給油圧を前記総トルクに基づいて設定する供給油圧設定手段と、を備えたことを特徴とする自動変速機の変速制御装置。

IPC (2件)：

F16H 61/04 ,  F16H 59:14