特許
J-GLOBAL ID:200903002786684968

電動式車輪駆動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 越川 隆夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-027860
公開番号(公開出願番号):特開2006-213182
出願日: 2005年02月03日
公開日(公表日): 2006年08月17日
要約:
【課題】 車輪用軸受の耐久性向上と装置の軽量・コンパクト化を図ると共に、分解・組立性を向上させた電動式車輪駆動装置を提供する。【解決手段】 一対の車輪用軸受1、2間に配設され、第1の外方部材8のリングギア16と、支持部材17のサンギア4と、これらに噛合する複数の遊星ギア21と、これらをキャリア19に対して支承するキャリアピン20とからなる遊星減速機3と、ドラム8bの内周に固着されたステータ25と、支持部材17の外周に固着されたロータ24とからなる電動モータMおよびロータ24を軸部14に対して支承する支持部材17とからなる駆動部5とを備え、ハブ輪7と内方部材13が軸部14を介して着脱自在に結合されると共に、キャリア19がハブ輪7にセレーションを介して連結され、電動モータMの回転を遊星減速機3を介してハブ輪7に伝達して車輪を駆動するようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
一対の車輪用軸受と、これらの車輪用軸受間に配設された遊星減速機と、この遊星減速機を駆動する電動モータおよびこの電動モータを支持する断面が略コの字状に形成された支持部材を有する駆動部とを備え、 前記一対の車輪用軸受のうちアウトボード側の車輪用軸受は、一端部に車輪取付フランジを有し、外周に内側転走面が設けられ、この内側転走面から軸方向に延びる小径段部が形成されたハブ輪と、外周にカップ状のドラムと、このドラムの径方向内方に同心状に延びる円筒状の固定要素が一体に形成され、基部内周に前記内側転走面に対向する外側転走面が設けられた第1の外方部材と、これら両転走面間に転動自在に収容された複数の転動体とを備え、 前記一対の車輪用軸受のうちインボード側の車輪用軸受は、外周に内側転走面が設けられ、この内側転走面からアウトボード側に延びる軸部が一体に形成された内方部材と、外周に前記ドラムの開口部を閉塞する円板状の蓋部材を一体に有し、基部内周に前記内側転走面に対向する外側転走面が設けられた第2の外方部材と、これら両転走面間に転動自在に収容された複数の転動体とを備え、 前記遊星減速機は、前記固定要素と、前記支持部材の内筒外周面に設けられた入力要素と、これら固定要素と入力要素にそれぞれ係合する複数の遊星要素と、これら遊星要素をキャリアに対して回転自在に支承する出力要素とを備え、 前記駆動部は、前記ドラムの内周面に固着されたステータと、前記支持部材の外筒外周面に固着され、このステータに所定の径方向すきまを介して対峙したロータとからなる電動モータと、前記ロータを前記内方部材の軸部に対して一対の転がり軸受を介して回転自在に支承する支持部材とを備え、 前記ハブ輪と内方部材が前記軸部を介して着脱自在に結合されると共に、前記キャリアが、前記ハブ輪に着脱自在かつトルク伝達可能に連結され、前記電動モータの回転を前記遊星減速機を介して前記ハブ輪に伝達して車輪を駆動することを特徴とする電動式車輪駆動装置。
IPC (2件):
B60K 7/00 ,  B60K 17/04
FI (2件):
B60K7/00 ,  B60K17/04 H
Fターム (7件):
3D035DA02 ,  3D039AA05 ,  3D039AB02 ,  3D039AB23 ,  3D039AB24 ,  3D039AC24 ,  3D039AC25
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特許第3440082号公報
  • ホイールモータ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-248706   出願人:本田技研工業株式会社

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