特許
J-GLOBAL ID:200903002788910787

反射型液晶表示装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-353180
公開番号(公開出願番号):特開平10-177176
出願日: 1996年12月16日
公開日(公表日): 1998年06月30日
要約:
【要約】【課題】 反射型液晶表示装置において、従来はその反射電極層の表面の液晶配向膜として斜方蒸着法による無機液晶配向膜を適用せざるを得なかったが、既に液晶ディスプレイや透過型液晶表示装置で実績のある有機液晶配向膜の適用を可能にして、製造コストの低減化とスループットや信頼性の向上を実現する。【解決手段】 能動素子基板21の反射電極層9側の表面にスパッタリング法等によって酸化珪素又は酸化アルミニウムの薄膜23を成膜し、その上側に有機液晶配向膜24を形成する。その薄膜23は、透明性と絶縁性を有すると共に、有機液晶配向膜24の材料であるポリイミド等のインクと親和性を有しており、インクの良好な濡れ性が得られて、均一で平坦な有機液晶配向膜24を形成することができる。
請求項(抜粋):
基板上に、スイッチング素子とその出力端子に接続されてスイッチング素子の導通状態に対応して電荷を蓄積する電荷蓄積容量部とを一画素分の能動素子として多数個マトリクス状に配設させ、その配設領域を絶縁層で覆い、前記絶縁層の上面に前記の各能動素子に対応した反射電極層を形成すると共に、前記絶縁層を貫通した導通部によって前記スイッチング素子と前記電荷蓄積容量部を接続する信号検出部と前記反射電極層とを接続し、且つ前記反射電極層と前記絶縁層の上に液晶配向膜を被膜形成した能動素子基板と、前記能動素子基板に対向せしめられ、その対向面側に可視光を透過させる透明電極膜と液晶配向膜を被膜形成した透明基板と、前記能動素子基板と前記透明基板の各液晶配向膜の間に挾装封止された液晶層とからなる反射型液晶表示装置において、前記反射電極層と前記絶縁層の上に、絶縁性と可視光に対する透明性を有すると共に、有機液晶配向膜の材料溶液に対して親和性を有する材料からなる薄膜を形成し、その薄膜の上面に有機液晶配向膜を被膜形成したことを特徴とする反射型液晶表示装置。
IPC (3件):
G02F 1/1337 520 ,  G02F 1/1343 ,  G02F 1/136 500
FI (3件):
G02F 1/1337 520 ,  G02F 1/1343 ,  G02F 1/136 500

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