特許
J-GLOBAL ID:200903002790934081

スクロール圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 津田 直久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-220169
公開番号(公開出願番号):特開平5-060078
出願日: 1991年08月30日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】【目的】 スラスト荷重を効果的に低減できながら、圧縮過程の流体が吸入通路に漏洩することによる容積効率の低下を少なくできるようにすること。【構成】 1つの平板の両面に渦巻体22、22を設けた第1スクロール2を挟んで両側に第2及び第3スクロール3、4を配置し、第1スクロール2のー面側の渦巻体22と、第2スクロール3の渦巻体32との巻終り部に吸入通路11と連通する吸入部33を設けて低段圧縮部30を形成し、第1スクロール2の他面側の渦巻体22と第3スクロール4の渦巻体42との巻始め部に、吐出通路12と連通する吐出部44を設けて高段圧縮部40を形成し、前記低段圧縮部30の吐出部34を前記高段圧縮部40の吸込部43に連通させて、スラスト荷重を効果的に低減できながら、圧縮過程の流体が吸入通路に漏洩することによる容積効率の低下を少なくできるようにした。
請求項(抜粋):
1つの平板の両面に渦巻体22、22を設けた第1スクロール2と、前記平板の各面に対向する平面31、41と、渦巻体32、42とをもった第2及び第3スクロール3、4とを備え、前記第2及び第3スクロール3、4を、前記第1スクロール2を挟んで両側に配置して、それぞれの渦巻体22、32、42を互いに噛合わせたスクロール圧縮機において、前記第1スクロール2のー面側の渦巻体22と、該渦巻体22が噛み合う第2スクロール3の渦巻体32との巻終り部に吸入通路11と連通する吸入部33を設けて低段圧縮部30を形成すると共に、前記第1スクロール2の他面側の渦巻体22と該渦巻体22が噛み合う第3スクロール4の渦巻体42との巻始め部に、吐出通路12と連通する吐出部44を設けて高段圧縮部40を形成し、前記低段圧縮部30の吐出部34を前記高段圧縮部40の吸込部43に連通させていることを特徴とするスクロール圧縮機。
IPC (3件):
F04C 18/02 ,  F01C 1/02 ,  F04C 18/02 311

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