特許
J-GLOBAL ID:200903002799809352

インクジェットヘッドの駆動回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲元 富保
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-002834
公開番号(公開出願番号):特開平8-187847
出願日: 1995年01月11日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 インク滴吐出効率と高周波駆動を両立可能なインクジェットヘッドの駆動回路。【構成】 圧電素子の駆動電圧Vpに対して、インク加圧時における圧電素子の充電電圧の時間変化率(ΔVp/Δt)をαとし、充電期間tr中の時間変化率αの最大値をαm、最小値をαnとするとき、最小値αnが最大値αmの1/8以上、または、α=αmの充電期間に上昇する電圧上昇分Vαmが駆動電圧Vpの1/2以上で、インク減圧時における圧電素子の放電電圧の時間変化率(ΔVp/Δt)を-βとし、放電期間tf中、放電開始直後の時間変化率を-β1、放電終了時間直前の時間変化率を-βkとするとき、Vp/tfとβk及びβ1の関係が、Vp/tfがβk以上でβ1以下で、かつ、β<Vp/tfなる放電時間をtfβとするとき、tfβが全放電期間tfの1/2以上となる波形を有する駆動電圧を生成する。
請求項(抜粋):
複数のノズルと、各ノズルが連通する複数の液室と、各液室を加圧するための複数の圧電素子とを備え、この圧電素子に駆動電圧を印加することで前記液室のインクを加圧して前記ノズルからインク滴を噴射させるインクジェットヘッドにおいて、前記圧電素子の駆動電圧をVpとし、この駆動電圧Vpに対して、インク加圧時における前記圧電素子の充電電圧の時間変化率(ΔVp/Δt)をαとし、充電期間をtrとしたときの充電期間tr中の前記時間変化率αの最大値をαm、最小値をαn、α=αmの充電期間に上昇する前記駆動電圧の電圧上昇分をVαmとするとき、αmとαnとの関係が数式1を充足するか、またはVαmとVpとの関係が数式2を充足し、インク減圧時における前記圧電素子の放電電圧の時間変化率(ΔVp/Δt)を-βとし、放電期間をtfとしたときの放電期間tf中、放電開始直後の時間変化率を-β1、放電終了時間直前の時間変化率を-βk、β<(Vp/tf)となる放電時間をtfβとするとき、Vp/tfとβk及びβ1の関係が数式3を充足し、かつ、tfβとtfとの関係が数式4を充足する波形を有する前記駆動電圧を生成する波形生成手段を備えたことを特徴とするインクジェットヘッドの駆動回路。【数1】 αn≧(1/8)*αm ......(1)【数2】 Vαm≧(1/2)*Vp ......(2)【数3】 β1>(Vp/tf)>βk ......(3)【数4】 tfβ≧(1/2)*tf ......(4)
IPC (3件):
B41J 2/045 ,  B41J 2/055 ,  H01L 41/09
FI (2件):
B41J 3/04 103 A ,  H01L 41/08 K
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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